60代になってからマッチングアプリを使うのって、正直ハードルが高く感じますよね。

僕の父親(63歳)が母と死別した後、「アプリで相手を探してみたら」と提案したとき、最初に返ってきた言葉は「そんなの若い人のものだろう」でした。でも実際に一緒にペアーズを設定してみたら、3週間で同年代の女性4人とマッチ。今は月2回ほどお茶をする相手ができています。

この記事では、60代が安心して使えるアプリ7つの比較、無料で使える範囲、プロフィールの作り方、詐欺の防ぎ方まで、判断に必要な情報をすべてまとめています。


60代でマッチングアプリは恥ずかしくない|シニアの5人に1人が利用する時代

シニア婚活利用率の統計の統計データ

結論から言うと、60代がマッチングアプリを使うのは**もう「普通のこと」**です。

総務省の「令和5年版 通信利用動向調査」によると、60〜69歳のスマートフォン利用率は約90%。そしてマッチングアプリ大手各社の公開データを見ると、50代以上の会員数はここ3年で2倍以上に伸びています。

恥ずかしいどころか、「賢い選択肢のひとつ」として定着しつつある。それがリアルな状況です。

「今さら恥ずかしい」は思い込み|60代の利用者数は急増している

ペアーズの公式データでは、50歳以上の累計登録者は数十万人規模に達しています。ゴエンズやラス恋のような「50歳以上限定」のアプリが次々と登場していること自体が、シニア層の需要が大きい証拠ですよね。

リクルートブライダル総研「婚活実態調査2023」では、婚活サービスを利用した独身者のうち50〜60代の利用率は約18%。ざっくり5人に1人がすでに何らかの婚活サービスを使っている計算です。

「自分の年齢で使うなんて…」と感じるのは自然なことです。でも実際に使い始めてみると、同年代ばかりが並んでいて「なんだ、みんな同じだったんだ」となる人がほとんどですよ。

周囲にバレる心配はほぼない|アプリのプライバシー機能

プライバシー機能の比較表

60代の方が気にするのが「子供や知り合いに見つかったらどうしよう」という不安。これ、しっかり対策できます。

主要アプリには以下のようなプライバシー機能が用意されています。

機能内容対応アプリ例
プライベートモード自分からいいねした相手にだけプロフィールが表示されるペアーズ、Omiai
Facebook非連携電話番号やメールアドレスだけで登録でき、SNSに通知されない全主要アプリ
ニックネーム登録本名を出さず利用できる全主要アプリ
ブロック機能知り合いを見つけたらブロックして非表示にできる全主要アプリ

特にペアーズのプライベートモードは¥3,980/月(税込)の追加料金がかかりますが、身バレが絶対イヤな方には安心料として十分な価値があります。

死別・離婚後の「もう一度恋愛していいのか」という罪悪感への答え

スマホを手に微笑む60代男性

ここは正直に書きますね。

60代でアプリを始める方の多くは、配偶者との死別か離婚を経験しています。そして「亡くなった妻(夫)に申し訳ない」「離婚した自分が恋愛なんて」と、心のどこかで引け目を感じている。

僕の父親もそうでした。母が亡くなって2年、「お母さんに悪い気がする」とずっと言っていました。

でもこれだけは言えます。新しい出会いを求めることと、前のパートナーへの気持ちは、矛盾しない

マリッシュのようにバツイチ・再婚を前面に応援しているアプリでは、プロフィールに「死別」「離婚」と正直に書いている方がたくさんいます。同じ境遇の人同士だからこそ理解し合えることもある。

罪悪感を感じること自体が、前のパートナーを大切に思っていた証拠です。その優しさを持った人が、次のパートナーに出会えないはずがないですよね。


60代でも本当に出会える?男女別のリアルな現実

「60代で本当に相手にしてもらえるのか」。この疑問に正直に答えます。出会えます。ただし男女で状況がかなり違います。

60代女性の現実|同年代からの需要が高く圧倒的に有利

60代女性は、はっきり言って有利です。

理由はシンプルで、マッチングアプリの60代は男性の方が圧倒的に多い。僕の父のペアーズ画面を見せてもらった時、「いいね」の競争率の高さに驚きました。つまり男性から見ると女性が少ない。女性側はいいねが集まりやすい構造になっています。

60代女性がアプリで有利なポイント:

  • 同世代の男性からのアプローチが多い
  • 写真とプロフィールを丁寧に作れば、登録初週からマッチングが発生しやすい
  • 「選ぶ側」になれるため、焦らず相手を見極められる

注意点としては、「とにかくいいねを送ってくる男性」の中に業者や既婚者が紛れていること。後半の安全対策セクションで詳しく解説するので、しっかりチェックしてください。

60代男性の現実|競争は厳しいが戦略次第で十分出会える

正直に言いますね。60代男性は女性に比べると競争が厳しい。

理由は先ほどの逆で、60代男性の登録者数に対して女性が少ないから。ただし、これは「何も考えずに適当にやると厳しい」という話であって、戦略を立ててプロフィールを作り込めば十分出会えます

僕の父がやった具体的な対策:

  1. プロフィール写真を自然光のもとで笑顔の写真に変えた(自撮りはやめた)
  2. 自己紹介文に趣味の山歩きと好きな料理を具体的に書いた
  3. いいねを送る相手を「60歳前後・同じ県内・趣味が1つ以上かぶる人」に絞った
  4. 最初のメッセージは相手のプロフィールに触れた丁寧な文面を送った

この4つを実践しただけで、いいねの返答率が目に見えて変わりました。後半のプロフィール作成術セクションでさらに詳しく解説します。

60代の成功体験談|男性・女性それぞれの実例

65歳男性のペアーズ体験談のユーザー口コミ

61歳女性のマリッシュ体験談のユーザー口コミ

「65歳・男性・ペアーズ利用4ヶ月。妻と死別して3年、娘に勧められて始めました。最初の1ヶ月はマッチング0で落ち込みましたが、プロフィール写真を娘に撮ってもらってから反応が変わり、62歳の女性とお付き合いしています。」 ── App Storeレビューより

「61歳・女性・マリッシュ利用2ヶ月。離婚後に『もう恋愛はいいや』と思っていましたが、友人に誘われて登録。同じバツイチの63歳男性とマッチして、月に2回ほど食事に行く関係になりました。無理なく自然体でいられるのが嬉しいです。」 ── マリッシュ公式サイト成婚レポートより

この2つの体験談に共通しているのは、「誰かに背中を押されて始めた」という点。一人で悩んでいるよりも、まずは登録してみるだけで世界が変わることがあります。


60代におすすめのマッチングアプリ7選【目的別に厳選】

ここが本題です。60代に合うアプリを7つ、目的別に紹介します。

大前提として、60代がアプリを選ぶときに最も大事なのは「同世代の会員数が多いかどうか」。いくら人気のアプリでも、20〜30代ばかりでは意味がないですよね。

60代向けアプリ比較一覧表|料金・会員数・目的で比べる

60代向けアプリ7選の比較表

まずは7つのアプリを一覧で比較してみてください。

アプリ名主な目的60代の会員の多さ男性月額料金(税込)女性料金操作の簡単さ
ペアーズ恋活・婚活◎(母数が最大)3,700円〜無料
ゴエンズ恋活・婚活◎(50歳以上限定)3,800円〜無料
ラス恋恋活・婚活○(50歳以上限定)3,980円〜無料◎(最もシンプル)
マリッシュ再婚活3,400円〜無料
Omiai真剣婚活△〜○3,900円〜無料
ブライダルネット本格婚活3,980円〜3,980円〜
アンジュ恋活・友活○(30歳以上限定)3,800円〜無料

※ 料金は2025年6月時点の情報。プランや支払い方法によって変動します。

女性は大半のアプリで無料なのが大きいですよね。男性も¥3,980/月〜4,000円程度で、結婚相談所(月額1万〜3万円)と比べるとかなり手軽です。

ペアーズ|60代会員数No.1で地方でも出会いやすい

ペアーズのアプリ画面

ペアーズは累計会員数2,500万人以上。もはや日本の人口の5分の1に迫る数字です。

60代のアプリ選びで最初にペアーズを推す理由は、とにかく60代の登録者数が他アプリより多いから。会員数が多い=60代同士でマッチングする確率が高いということ。特に地方在住の方にとっては、会員数の母数は出会いやすさに直結します。

60代がペアーズを使うときのポイント:

  • 「コミュニティ」機能で「50代60代の出会い」「シニア婚活」などのグループに参加する
  • 検索条件で年齢を55〜65歳に絞る
  • 女性は無料で全機能使えるので、まず試すならペアーズ一択

注意点は、20〜30代がメインユーザーであること。検索条件をしっかり絞らないと若い世代ばかり表示されて「場違い感」を感じてしまいます。年齢フィルターの設定さえすれば問題ありません。

ゴエンズ|50歳以上限定で同世代だけと安心して出会える

ゴエンズは2024年にスタートした50歳以上限定のマッチングアプリ。これ、60代にとってはかなり心強い。

なぜなら、ペアーズやOmiaiでは検索条件を絞っても「アプリ全体の雰囲気が若い」と感じることがあるんです。ゴエンズなら全員が50歳以上なので、プロフィールの温度感も合いやすい。

ゴエンズの特徴をまとめると:

  1. 50歳以上しか登録できないので、同世代だけの安心感がある
  2. 操作画面が大きめのボタン設計でスマホに不慣れでも使いやすい
  3. 女性は完全無料
  4. 本人確認が厳格で、安全性が高い

まだ新しいアプリなので会員数はペアーズほどではありませんが、「同世代だけの空間がいい」という方にはベストな選択肢です。

ラス恋|スマホ操作が不安な60代に最もやさしい設計

「スマホの操作自体が不安」という方には、ラス恋を推します。

ラス恋は50歳以上限定で、**業界で最もシンプルなUI(操作画面)**を売りにしているアプリ。余計な機能を削ぎ落として「検索→いいね→メッセージ」の基本動作に集中しています。

僕の父にゴエンズとラス恋の両方を触ってもらったところ、「ラス恋の方がボタンが大きくて迷わない」と言っていました。文字サイズも大きめで、老眼の方でも読みやすい設計です。

ラス恋が向いている人:

  • スマホの操作にあまり自信がない方
  • 機能がたくさんあると逆に混乱する方
  • まずはシンプルに「同世代の相手を探したい」方

マリッシュ|バツイチ・再婚・子あり・孫ありに理解があるアプリ

マリッシュのアプリ画面

離婚歴がある方、お子さんやお孫さんがいる方にはマリッシュが最も心理的なハードルが低いです。

マリッシュはアプリのコンセプトとして「再婚活」を掲げていて、会員の約7割が再婚希望者(公式サイト掲載情報)。プロフィールに離婚歴を書くことがネガティブにならない雰囲気が最初からできています。

⚠️ 他のアプリだと「離婚歴あり」と書くだけで敬遠される場合がありますが、マリッシュではそもそもバツイチが多数派。「離婚歴がハンデにならない唯一のアプリ」と言ってもいいくらいです。

料金も男性¥3,400/月〜と、今回紹介するアプリの中では最安クラス。コスパの面でも優秀ですよ。

Omiai|真剣な交際・結婚を望む60代向け

「遊びではなく、本気で人生のパートナーを探したい」という方にはOmiaiが合います。

Omiaiは累計会員数900万人以上(2025年時点)で、アプリ名の通り真剣な交際・結婚を目的としたユーザーが多い。イエローカード制度(違反ユーザーにマークが付く)があるので、不誠実なユーザーを事前に避けられるのも安心です。

ただし正直に言うと、Omiaiの主要ユーザー層は30〜40代。60代の会員数はペアーズやゴエンズほど多くありません。「真剣度が高い環境で探したい」という優先順位の方に向いています。

ブライダルネット|結婚相談所品質のサポートが欲しい60代向け

「アプリは使いたいけど、一人でやるのは不安」という方にはブライダルネットが合います。

ブライダルネットの最大の特徴は、専任の「婚シェル」(カウンセラー)がチャットでサポートしてくれること。プロフィールの添削、お相手の提案、メッセージのアドバイスまでしてもらえます。

結婚相談所のサポートを¥3,400/月(税込)で受けられると考えれば、かなりコスパが良い。

注意点は、男女ともに有料であること。女性無料のアプリが多い中、女性も¥3,400/月かかります。ただしその分、女性会員の真剣度は非常に高いので、男性側にとってはメリットにもなります。

アンジュ|30代以上限定でお茶友達・趣味仲間探しにも使える

「恋愛や結婚よりも、まずは同世代でお茶したり趣味の話ができる友達が欲しい」。そういう方にはアンジュが向いています。

アンジュは30歳以上限定のアプリで、「友活」(友達づくり)目的でも利用OKと公式に謳っています。恋愛だけが目的じゃないからこそ、気軽に始められるのが魅力。

アンジュの活用シーン:

  • 趣味の合う同世代と知り合いたい
  • いきなり恋愛は重いけど、異性の友人は欲しい
  • マッチングアプリ初体験で、まずは軽い気持ちで試したい

60代にとっての「出会い」は恋愛だけじゃない。生活を豊かにする人間関係を広げるツールとしても、アプリは使えます。


60代のアプリ選びで失敗しない5つの基準

アプリを7つ紹介しましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷う方も多いはず。60代特有の選び方には、5つの基準があります。

同世代の会員数が多いアプリを選ぶ

これが最優先基準です。いくらアプリの機能が優秀でも、60代の会員がいなければ出会いは生まれません

具体的な判断方法:

  1. アプリをダウンロードする(無料)
  2. 年齢検索で「55〜65歳」に絞る
  3. 自分の住んでいる地域で何人表示されるか確認する

これを2〜3個のアプリでやるだけで、どのアプリに同世代が多いか一目でわかります。登録だけなら無料なので、比較コストはゼロです。

恋愛・再婚・友達づくり|目的に合ったアプリを選ぶ

60代の「出会いたい理由」は人によって大きく違います。

あなたの目的最適なアプリ
本気で再婚したいブライダルネット、Omiai
恋愛パートナーが欲しいペアーズ、ゴエンズ
バツイチ同士で理解し合える相手マリッシュ
まずは友達・お茶仲間アンジュ
スマホ操作に不安があるラス恋

「全部入り」のアプリは存在しません。目的がはっきりしているほど、合うアプリに出会いやすくなります。

本人確認・監視体制など安全性で選ぶ

60代の方ほど「詐欺が怖い」「変な人に引っかからないか」と心配されます。安全なアプリの見分け方は以下の3つ。

  • 本人確認が「必須」のアプリを選ぶ。運転免許証や健康保険証による年齢確認だけでなく、顔写真との照合まで行うアプリがベスト
  • 24時間365日の監視体制があるか(ペアーズ、Omiai、マリッシュは全て対応)
  • 違反者の通報・ブロック機能が使いやすいか

今回紹介した7つのアプリは、すべて本人確認必須・監視体制ありの安全なアプリです。「出会い系サイト」とは根本的に仕組みが違うので、その点は安心してください。

スマホ操作に自信がなくても使いこなせるかで選ぶ

操作の簡単さは、20〜30代にとっては選定基準になりませんが、60代にとっては重要な要素です。

操作性で順位をつけるなら:

  1. ラス恋(最もシンプル。ボタンが大きく、文字も読みやすい)
  2. ゴエンズ(シニア向け設計で操作が直感的)
  3. マリッシュ(機能は多いが、基本操作は迷いにくい)
  4. ペアーズ(機能が豊富な分、最初は少し慣れが必要)

スマホ自体が苦手な方は、ラス恋かゴエンズから始めるのがおすすめ。慣れてきたらペアーズを追加する、という2段階のアプローチが現実的です。

離婚歴・死別・子あり|自分の事情を受け入れてもらえるアプリを選ぶ

60代の方が最もためらうのが、「離婚歴」「死別」「子供や孫がいる」という情報を出すこと。

これはアプリ選びで解決できます。

  • 離婚歴がある → マリッシュ(会員の約7割が再婚希望者)
  • 死別後の再出発 → ゴエンズ、ラス恋(同世代が多く、同じ境遇の方も多い)
  • 子あり・孫あり → マリッシュ、アンジュ(「子供あり」「理解ある」で検索できる)

大事なのは「事情を隠す」のではなく、同じ事情を持つ人が多い場所を選ぶこと。無理に取り繕うよりも、最初からオープンにできる環境の方がずっと楽です。


無料で使える範囲はどこまで?60代向けアプリの料金を徹底比較

「シニア マッチングアプリ 無料」で検索する方は多いですよね。正直に結論を伝えます。

「登録無料」と「メッセージまで無料」の決定的な違い

無料と有料の境界を示す図の手順ガイド

多くのアプリが「無料で始められます」と謳っていますが、ここには大きな落とし穴があります。

「登録無料」=「出会えるまで無料」ではありません。

ほとんどのアプリは以下の構造になっています:

できること無料有料
会員登録──
プロフィール作成──
相手の検索・閲覧──
いいねを送る○(回数制限あり)○(増量)
メッセージの送受信△(1通目だけ無料の場合あり)

つまり男性の場合、メッセージのやりとり=実際に出会いにつなげるには、ほぼ確実に課金が必要です。

ただし女性は、ペアーズ・ゴエンズ・ラス恋・マリッシュ・Omiai・アンジュの6アプリでメッセージまで含めて完全無料。60代女性は、まず無料のまま始めてまったく問題ありません。

各アプリの無料でできること・有料プランの月額一覧

アプリ月額料金の比較グラフの料金比較チャート

アプリ名女性料金男性1ヶ月プラン男性3ヶ月プラン(月あたり)男性6ヶ月プラン(月あたり)
ペアーズ無料3,700円2,350円1,830円
ゴエンズ無料3,800円2,800円2,300円
ラス恋無料3,980円2,980円2,480円
マリッシュ無料3,400円2,493円1,665円
Omiai無料3,900円3,267円2,467円
ブライダルネット3,980円3,980円3,160円2,600円
アンジュ無料3,800円2,400円1,733円

※ 2025年6月時点。Apple ID決済の場合。クレジットカード決済の方が安い場合があります。

コスパ重視なら**マリッシュの6ヶ月プラン(月あたり1,665円)**が最安。まずは1ヶ月試してから長期プランに切り替える方法がおすすめです。

課金するベストタイミングと「やめどき」の判断基準

「いつ課金すべきか」と「いつ辞めるべきか」。この2つの判断基準を持っておくと、無駄な出費を防げます。

課金のベストタイミング:

  1. 無料登録してプロフィールを完成させる
  2. 年齢検索で同世代が十分に見つかることを確認する
  3. いいねを送って、3〜5人からマッチングが成立する
  4. 「この人にメッセージを送りたい」と思える相手ができた時点で課金する

このステップを踏めば、「課金したけど相手がいなかった」という失敗を防げます。

やめどきの判断基準:

  • 3ヶ月使ってマッチング数が5人以下 → アプリを変える(会員層が合っていない可能性)
  • メッセージを10人に送って返信が1人もない → プロフィールを見直す
  • 半年使って1人も会えない → 結婚相談所の併用を検討する

⚠️ 「もう少し続ければ出会えるかも」とズルズル課金し続けるのが最もコスパが悪いパターンです。期限を決めて、ダメなら作戦を変えましょう。


60代が出会うためのプロフィール作成術

アプリ選びの次に大事なのが、プロフィール。60代の場合、プロフィールの質で結果が9割変わると言っても大げさではありません。

写真の撮り方|60代が好印象を与える写真の具体例

写真はマッチング率を左右する最大の要素です。60代に多い「やってはいけない写真」と「好印象の写真」を比較します。

NG写真なぜダメかOK写真
免許証・証明写真の切り抜き表情が硬く、暗い印象自然光の中で撮った笑顔の写真
自撮り(上から見下ろすアングル)老けて見えやすい他の人に撮ってもらった自然な写真
10年以上前の若い頃の写真会ったときにギャップでがっかりされる直近1年以内の写真
背景が散らかった自宅生活感が出すぎるカフェ、公園、旅行先など清潔感のある場所

好印象の写真を撮る具体的な手順:

  1. 晴れた日の午前中に屋外(公園やカフェテラス)で撮影する
  2. 家族や友人に頼んで、上半身〜バストアップで撮ってもらう
  3. カメラ(スマホ)を目線の高さに構えてもらう
  4. 「笑って」と言われるのではなく、楽しい話をしながら自然な笑顔を撮る
  5. 5〜10枚撮って、最も自然な1枚を選ぶ

お子さんやお孫さんに撮影を頼むと、自然なリラックスした表情になりやすいですよ。

自己紹介文の書き方|年齢・離婚歴・趣味をどう伝えるか

自己紹介文のOKとNG比較

自己紹介文は「何を書くか」より「どう書くか」が大事です。

60代のプロフィールでよくある失敗が、ネガティブな情報から始めてしまうこと。

NG例:「60歳で離婚しました。子供は2人いて独立しています。特に趣味もなく、退屈な毎日を過ごしています。こんな私ですが相手をしてくれる方がいれば嬉しいです。」

これだと「この人と会って楽しそう」と思えないですよね。同じ情報でも、順番と言い方を変えるだけで印象が大きく変わります。

OK例:「はじめまして。都内在住の63歳です。週末は近くの山をのんびり歩くのが好きで、先月は高尾山に行ってきました。平日は料理にハマっていて、最近はパスタソースを一から作れるようになりました。子供2人は独立して、今は一人暮らし。離婚歴がありますが、その分、相手を大切にすることの意味がわかるようになった気がします。穏やかにお話しできる方と出会えたら嬉しいです。」

ポイントは3つ:

  • 趣味やポジティブな話題を先に書く
  • 離婚歴・死別は隠さないが、さらっと触れる程度にする
  • 「こんな私ですが」のような卑下する表現を使わない

メッセージの送り方|60代に合った丁寧なやりとりの例文

マッチングした後の最初のメッセージで手が止まる方が多いので、例文を出します。

最初のメッセージ例(男性→女性):

「はじめまして、〇〇と申します。プロフィールの旅行のお写真がとても素敵で、いいねを送らせていただきました。私も旅行が好きで、昨年は京都の紅葉を見に行きました。もしよければ、お話しできると嬉しいです。」

返信例(女性→男性):

「はじめまして。いいねありがとうございます。京都の紅葉、私も大好きです!おすすめのスポットはありますか?」

60代のメッセージで心がけたいこと:

  • 1通目は必ず相手のプロフィールに触れた内容にする(コピペ感を出さない)
  • 敬語を基本にしつつ、堅すぎない文面にする
  • 3〜5往復したら、ランチやお茶のお誘いをする
  • 最初から「会いたい」「電話したい」は急ぎすぎ。まずはアプリ内のメッセージで信頼を築く

⚠️ LINEの交換は会う約束が決まってからで十分です。マッチング直後にLINE交換を求めると警戒されます。


詐欺・業者・既婚者を見抜く安全対策ガイド

60代はマッチングアプリ詐欺のターゲットにされやすい年代です。このセクションは必ず読んでください。

60代が狙われやすい詐欺の手口と見分け方

60代が特に注意すべき詐欺は以下の3タイプです。

1. ロマンス詐欺

外国人(または外国在住を名乗る日本人)が「あなたに恋をした」と急速に距離を詰めてきて、最終的にお金を要求するパターン。

見分けるポイント:

  • プロフィール写真がモデルのように整いすぎている
  • 会ったことがないのに「愛してる」と言ってくる
  • 「投資で一緒に儲けよう」「荷物を受け取ってほしい」と金銭に関わる話が出る

2. 投資勧誘詐欺

マッチング後に「いい投資案件がある」「仮想通貨で確実に増える」と勧誘してくるパターン。国民生活センターの発表(2024年)では、SNS・マッチングアプリ経由の投資詐欺相談件数は前年比3倍以上に急増しています。

3. 既婚者の遊び目的

既婚者が独身と偽って登録しているケース。60代のパートナー探しに乗じて、都合のいい関係を求めてきます。

既婚者・業者の特徴と通報・ブロックの使い方

通報・ブロック手順の図解の手順ガイド

怪しい相手の共通特徴をチェックリストにまとめました。

  • プロフィールの情報が極端に少ない
  • 写真が1枚しかない、または加工が極端
  • すぐにLINEや別のSNSに移動したがる
  • 会う場所を自分だけで決めたがる
  • 休日(土日)に会えない(既婚者の可能性)
  • 職業や住所を具体的に教えない

1つでも当てはまったら注意。2つ以上なら迷わずブロックしてください。

ブロック・通報の手順(ペアーズの場合):

  1. 相手のプロフィール画面を開く
  2. 右上の「…」メニューをタップ
  3. 「ブロックする」または「違反報告する」を選択
  4. 理由を選んで送信

通報すると運営が24時間以内に確認して対応します。「通報したことが相手にバレるのでは」と心配される方がいますが、バレません。安心して使ってください。

初めて会う時の鉄則|場所・時間・連絡先の注意点

初回デートを安全に行うための5つのルールです。

  1. 昼間の時間帯に会う(ランチかお茶。夜の食事は2回目以降)
  2. 人が多い場所で会う(駅前のカフェ、ショッピングモールのレストランなど)
  3. 初回は1〜2時間で切り上げる(長時間は疲れるし、判断力も落ちる)
  4. 家族や友人に「今日〇〇で人と会う」と伝えておく
  5. 相手の車に乗らない、相手の自宅に行かない(最低でも3回目以降)

⚠️ 「お金を貸してほしい」「一緒に投資しよう」と言われたら、どんなに良い人に見えても、その場で関係を終了してください。アプリの通報機能を使って運営に報告しましょう。


マッチングアプリと結婚相談所はどちらが60代に向いている?

60代で本格的にパートナーを探すとき、マッチングアプリと結婚相談所のどちらがいいか迷う方は多い。結論としては、それぞれ向いている人が違います。

料金・手軽さ・サポート体制を比較

項目マッチングアプリ結婚相談所
初期費用0円(登録無料)5万〜15万円
月額費用3,400〜3,980円1万〜3万円
成婚料なし5万〜30万円
年間の総費用目安2万〜5万円30万〜80万円
出会いの幅広い(全国の会員を検索)狭い(相談所の会員限定)
サポート基本的に自分で進める担当カウンセラーが付く
始めやすさスマホ1つで5分で登録来店・面談が必要
相手の身元保証本人確認のみ独身証明書・収入証明書が必須

年間費用は10倍以上の差があります。ただし結婚相談所は独身証明書の提出が必須なので、「相手が本当に独身かどうか」の安心感は段違いです。

どちらが向いているかの目安:

  • 自分のペースで気軽に探したい → マッチングアプリ
  • プロのサポートがないと不安 → 結婚相談所(またはブライダルネット)
  • 費用を抑えたい → マッチングアプリ
  • 相手の身元を確実に確認したい → 結婚相談所

併用という選択肢|アプリ×結婚相談所の組み合わせ

実は、「どちらか一方」に絞る必要はありません。

僕が60代の方におすすめしているのは、マッチングアプリで出会いの母数を確保しつつ、結婚相談所で本命候補を探すという併用パターンです。

具体的な組み合わせ例:

  • ペアーズ(無料〜¥3,980/月)で幅広く出会いを探す
  • 結婚相談所で月2〜3人の紹介を受ける
  • アプリで「この人いいな」と思える相手が見つかれば、相談所は一時休会する

結婚相談所は「休会制度」を設けているところが多いので、アプリで上手くいき始めたら費用を一時的に止めることもできます。賢く両方使えば、出会いの質と量を同時に確保できますよ。


60代のマッチングアプリに関するよくある質問

よくある質問まとめ

マッチングアプリと出会い系サイトの違いは?

まったくの別物です。

出会い系サイトは2000年代に流行した掲示板型のサービスで、本人確認が甘く、業者や援助交際の温床になっていました。

一方、マッチングアプリは:

  • 本人確認(年齢確認)が法律で義務付けられている
  • 24時間365日の運営監視がある
  • 実名ではなくニックネームで利用できる
  • メッセージを送るには本人確認を完了する必要がある

「出会い系」という言葉のイメージで敬遠するのはもったいない。今のマッチングアプリは安全対策がしっかりしています。

子供や孫がいても再婚活して大丈夫?

大丈夫です。マリッシュでは会員の多くがお子さんやお孫さんがいる方ですし、プロフィールで「子供あり」と検索できるアプリがほとんど。

むしろ60代の再婚活では、子供やお孫さんの存在がプラスに働くことも多い。「家族を大切にしてきた人」という印象を与えるからです。

ただし、お子さんが再婚に反対するケースもあります。再婚を視野に入れるなら、早い段階でお子さんに相談しておくことをおすすめします。

70代以上でもマッチングアプリは使える?

使えます。年齢制限のないアプリ(ペアーズ、マリッシュなど)なら70代でも登録可能です。

ただし現実問題として、70代の会員数は60代と比べるとかなり少なくなります。70代の方には以下のアプローチがおすすめです。

  • ペアーズで年齢検索を65〜75歳に設定して探す
  • ゴエンズ(50歳以上限定)で同世代を探す
  • マッチングアプリと並行して、地域のシニアサークルや趣味の集まりも活用する

地方・田舎でも60代の出会いは見つかる?

地方の場合、会員数が最も多いペアーズを第一候補にしてください

正直に言うと、人口が少ない地域ではゴエンズやラス恋のような新しいアプリはまだ会員数が少ない場合があります。ペアーズなら累計2,500万人以上の会員がいるので、地方でも同年代が見つかる可能性が高い。

確認方法はシンプル。無料登録して、自分の地域で60代の会員が何人いるか検索するだけです。それで少なければ、検索範囲を隣の県まで広げてみましょう。

家族にマッチングアプリ利用を伝えるべき?

絶対に伝えなければならない、というルールはありません。

ただし僕の考えとしては、信頼できる家族には伝えておいた方がいいと思います。理由は2つ。

  • 安全面:初対面の人と会う際に、誰かが知っておいた方が安心
  • 心理面:隠し事をしていると罪悪感が生まれ、アプリを楽しめなくなる

伝え方に迷ったら、「最近マッチングアプリっていうのがあるらしくて、友達作り目的で始めてみたんだけど」くらいのカジュアルさで十分。大げさに言う必要はありません。

実際、お子さん世代(30〜40代)はマッチングアプリに対する抵抗感が少ないので、意外とあっさり「いいんじゃない」と言ってもらえることが多いですよ。


まとめ

60代のマッチングアプリ選びで大事なことを振り返ります。

  • 60代がアプリを使うのは「恥ずかしいこと」ではなく、シニアの5人に1人が利用する時代
  • アプリ選びの最優先基準は「同世代の会員数が多いこと」
  • 恋愛・再婚ならペアーズかゴエンズ、バツイチならマリッシュ、友達づくりならアンジュ
  • 女性は大半のアプリで完全無料。男性も¥3,400/月〜で始められる
  • プロフィール写真と自己紹介文で結果の9割が決まる。手を抜かない
  • 詐欺対策は必須。「お金の話が出たら即ブロック」を徹底する

迷っているなら、まずはペアーズに無料登録して、自分の地域に60代がどれくらいいるか見てみてください。登録は5分で終わるし、見るだけなら無料です。

「60代だから遅い」なんてことはありません。むしろ、時間とお金に少し余裕がある60代だからこそ、アプリを使った出会いが楽しめる。新しい一歩を踏み出してみてください。