「29歳で彼女に振られた夜、マッチングアプリを3つ同時にダウンロードしました。」
そこから4年間、アプリでの婚活と並行して結婚相談所の無料相談にも足を運び、最終的にIBJ加盟の相談所で6人の女性とお見合いしました。申し込みは30件以上送って、成立したのが6件。うち仮交際に進んだのは2人。正直、最初の3回は緊張で何を話したかほとんど覚えていません。
その経験を踏まえて言えるのは、お見合いは「古くさい」どころか、本気で結婚したい人にとって最も合理的な出会い方だということです。
お見合いの定義・始め方・費用比較・当日の流れ・成功のコツ・向き不向きの判断基準まで、実体験ベースで整理しました。
【先に結論】お見合いの費用と始め方を30秒で把握する

まず核心の情報だけ先に出します。
| 手段 | 年間費用の目安 | 身元確認 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 結婚相談所(仲人型) | 50〜70万円 | 証明書必須 | プロに任せて1年以内に結婚したい人 |
| 結婚相談所(データマッチング型) | 30〜50万円 | 証明書必須 | 自分で探せるけど出会いの場がない人 |
| 婚活特化アプリ(Omiai等) | 約4.5〜6万円 | 年齢確認のみ | まず気軽に始めたい人 |
| 婚活パーティー | 約5〜15万円 | 本人確認のみ | 対面の場数を踏みたい人 |
予算があるなら結婚相談所、まず試したいならマッチングアプリ。この2つの併用がコスパ最強です。
お見合いとは?昔と今で変わった「現代のお見合い」
「お見合い=親が決めた相手と会わされるもの」というイメージを持っている人、まだ多いと思います。でも現代のお見合いは、自分で相手を選び、自分の意思で進める婚活手段です。昔とは完全に別物になっています。
そもそもお見合いとは何か

お見合いとは、結婚を前提に第三者を介して異性と出会う仕組みのことです。
ポイントは「結婚を前提」という部分。恋愛のように「付き合ってみてから考える」ではなく、最初から結婚を見据えて出会う。だから話が早いんですよね。
第三者というのは、昔なら親戚や近所の世話好きなおばさん。今は結婚相談所のカウンセラーやマッチングアプリのシステムがその役割を担っています。
具体的な流れはシンプルです。
- プロフィール(写真・年齢・職業・年収・価値観など)を登録する
- 条件に合う相手を紹介される、または自分で探す
- 双方が「会いたい」と思ったらお見合い成立
- 実際に会って話す
- 交際に進むか、お断りするかを決める
この基本構造は昔も今も変わりません。変わったのは「誰が主導権を持つか」です。
昔のお見合いと現代のお見合いの違い
| 項目 | 昔のお見合い | 現代のお見合い |
|---|---|---|
| 相手の選定 | 親・仲人が決める | 自分で条件を設定して探す |
| 断る自由 | 断りにくい空気がある | 断って当たり前。仲介者経由で角が立たない |
| 情報量 | 写真1枚と釣書(身上書) | プロフィール・趣味・価値観・写真複数枚 |
| 会う前の接触 | ほぼなし | メッセージやビデオ通話で事前に会話できる |
| 主導権 | 家同士の関係が優先 | 本人同士の意思が最優先 |
| 会う場所 | 仲人の自宅や料亭 | カフェ・ホテルラウンジ・オンライン |
僕が親世代に「お見合いってどうだった?」と聞いたとき、母は「写真1枚見せられて、来週会いなさいって言われた」と笑ってました。今の感覚だとありえないですよね。
現代のお見合いは、相手のプロフィールをじっくり見て、自分が「会いたい」と思った人だけに会える。しかも断るときも仲介者を通すので、直接気まずい思いをしなくていい。
この**「選ぶ自由」と「断る気楽さ」**が、昔のお見合いとの最大の違いです。
オンラインお見合いと対面お見合いの使い分け
コロナ禍をきっかけに一気に広まったオンラインお見合い。IBJ(日本結婚相談所連盟)では2020年からZoomお見合いを正式導入していて、今もかなりの割合で使われています。
⚠️ オンラインお見合いは「会う前のスクリーニング」として優秀です。ただし、最終判断は対面でするのが鉄則。
それぞれの特徴を整理するとこうなります。
| 項目 | オンラインお見合い | 対面お見合い |
|---|---|---|
| 所要時間 | 30〜45分が主流 | 1時間前後 |
| 場所 | 自宅(カメラONの個室推奨) | カフェ・ホテルラウンジ |
| わかること | 話し方・表情・会話のテンポ | 雰囲気・空気感・身長感・清潔感 |
| わからないこと | 実際の身長・体格・匂い・雰囲気 | 特になし(情報量は対面が圧倒的) |
| 向いているケース | 遠距離・忙しい・まず人柄を確認したい | 本命候補・フィーリング重視 |
僕自身、6回のお見合いのうち2回はZoomでした。画面越しだと「この人、声のトーンが心地いいな」とか「会話のテンポが合うな」というのはわかる。でも「隣に座ったときの空気感」は画面では絶対にわかりません。
おすすめの使い方は「最初の1回はオンライン、2回目から対面」。オンラインで「この人ともう少し話したい」と思えた相手だけ対面に進めば、時間もお金も節約できます。
逆に、最初から対面にこだわるのもアリ。時間に余裕がある人は対面のほうが判断しやすいです。
お見合い結婚と恋愛結婚の違いを徹底比較
お見合いを検討するときに必ず頭をよぎるのが「恋愛結婚とどう違うの?」という疑問。プロセスが違うだけで、結婚後の幸福度に大きな差はありません。ただしプロセスの違いが「向き不向き」を生むので、ここはしっかり理解しておいてください。
出会い方・交際期間・結婚の決め手の違い
| 比較項目 | お見合い結婚 | 恋愛結婚 |
|---|---|---|
| 出会い方 | 結婚相談所・紹介・アプリ(婚活目的) | 職場・学校・友人紹介・趣味の場 |
| 出会いの前提 | 最初から結婚を意識 | 恋愛からスタート |
| 交際期間 | 平均3〜6ヶ月(結婚相談所の場合) | 平均2〜4年 |
| 結婚の決め手 | 条件の一致+一緒にいて安心できるか | 恋愛感情+将来のビジョン |
| 相手の情報量 | 年収・学歴・家族構成など事前にわかる | 付き合いながら徐々に知る |
交際期間の差がかなり大きいですよね。結婚相談所でのお見合い結婚は、出会いから成婚まで平均6ヶ月〜1年。恋愛結婚だと出会いから結婚まで3〜5年かかるのが一般的です。
この「スピード感」がお見合い最大の特徴。30代後半以降で「あまり時間をかけたくない」という人にとっては、非常に合理的な選択肢になります。
離婚率・成婚率のデータ比較

よく「お見合い結婚は離婚率が低い」と言われます。
2022年の司法統計年報(裁判所発表)によると、離婚件数に占める婚姻期間5年未満の割合は全体の約32%。一方、IBJが2023年に自社成婚会員を対象に実施した追跡調査では、**成婚後1年以内の離婚率は約3%**と発表しています。
ただし、注意点があります。
- IBJのデータは自社会員が対象なので、お見合い結婚全体を代表する数字ではない
- 恋愛結婚には「同棲→なんとなく結婚」のケースも含まれるため、単純比較は難しい
- お見合い結婚は条件面で事前に擦り合わせているため、金銭感覚や生活スタイルの不一致が起きにくい
僕の見解としては、離婚率が低いのは「お見合いだから」ではなく、「結婚前に条件をすり合わせているから」。条件のミスマッチが少ない分、結婚後の「こんなはずじゃなかった」が減るということです。
お見合い結婚で愛情は育つのか?


ここ、正直に話しますね。
「好きじゃない人と結婚して幸せになれるの?」という不安は、お見合いを考える人のほぼ全員が持っています。
恋愛結婚の「好き」は、ドキドキ→一緒にいたい→結婚しよう、という感情の高まりがベース。お見合い結婚の「好き」は、安心感→信頼→この人となら大丈夫、という積み重ねがベースです。
僕が仮交際まで進んだ2人のうち1人は、正直に言うと最初のお見合いでは「いい人だけど、ときめきはないな」という印象でした。でも2回目に一緒にカフェで話したとき、「この人といると変に気を遣わなくていいな」と感じた。恋愛の「好き!」とは違うけど、確かに心地よかった。
結婚相談所で成婚した友人のケースも紹介します。
「3回目のデートで、一緒にいて楽だと気づいた。ドキドキはなかったけど、帰りの電車でまた会いたいと思った」 — 34歳男性・IBJ加盟店で成婚・活動期間8ヶ月
「条件で選んだ相手だったけど、子どもが生まれてから本当にこの人でよかったと思った」 — 31歳女性・オーネットで成婚・活動期間11ヶ月
愛情は育ちます。ただし「好き」の種類が恋愛結婚とは違う。恋愛のような激しいドキドキは最初からないことが多い。でも「穏やかな信頼感」がじわじわ育っていくのが、お見合い結婚のリアルです。
お見合いのメリット・デメリット
お見合いはすべての人に向いている方法ではありません。メリットもデメリットも正直に把握した上で、自分に合うかどうか判断してください。
お見合いの5つのメリット

| メリット | なぜ有利なのか |
|---|---|
| 結婚までのスピードが速い | 結婚前提で出会うため、交際期間は平均3〜6ヶ月。恋愛結婚の数分の1 |
| 相手の条件が事前にわかる | 年収・学歴・職業・家族構成を会う前に確認できる |
| 結婚への本気度が高い相手と出会える | 独身証明書・収入証明書の提出が必須。遊び目的の人がほぼいない |
| 断る時に直接言わなくていい | カウンセラー経由でお断りできるので精神的な負担が少ない |
| 恋愛経験が少なくても不利にならない | 「モテるかどうか」ではなく「条件と人柄」で勝負できる |
この中でも特に大きいのが「本気度の高さ」。マッチングアプリだと「なんとなく登録した」「暇つぶし」という人が一定数いますが、結婚相談所のお見合いでそれはほぼありえません。
加えて、第三者のアドバイスがもらえる点も見逃せない強みです。カウンセラーから服装・会話・交際の進め方まで具体的なフィードバックをもらえます。
家族の理解を得やすいのも意外と大きなメリット。「ちゃんとした場所で出会った」と説明しやすく、親世代の安心感につながります。
お見合いの3つのデメリット
-
費用が高い(結婚相談所の場合)
- 入会金・月会費・成婚料を合わせると年間30〜70万円
- アプリの年間費用(3〜6万円)と比べると10倍以上の差がある
- ただし「高い=良い」とは限らない。初期費用10万円のところと30万円のところがあるので、事前の比較は必須
-
短期間での判断を求められる
- 仮交際3ヶ月、真剣交際3ヶ月が目安
- じっくり相手を知りたい人にはプレッシャーになる
- 「時間に追われている感じがして焦る」という声は実際に多い
-
お断りが続くと精神的にきつい
- 10人会って1人と交際に進めればいいほう
- 僕自身、6人とお見合いして仮交際に進めたのは2人。残り4人からはお断りされている
- 3人目に断られたときは正直へこんだ。でもカウンセラーに「皆さん同じペースですよ」と言われて、「これが普通なんだ」と切り替えられた
⚠️ 費用面は事前にしっかり比較してください。結婚相談所の中でも、初期費用10万円のところと30万円のところでは大きな差があります。
お見合いの具体的な流れ【申し込みから交際成立まで5ステップ】
お見合いの全体像を知っておくと、不安がかなり減ります。結婚相談所を前提に、申し込みから交際成立までの流れを5ステップで整理しました。
STEP1:登録・プロフィール作成
まずは結婚相談所に入会するところから。入会時に必要な書類はこの5つです。
- 独身証明書(本籍地の市区町村で取得)
- 収入証明書(源泉徴収票や確定申告書)
- 学歴証明書(卒業証明書)
- 本人確認書類(運転免許証やパスポート)
- 写真(プロのカメラマン撮影を推奨)
書類を揃えるのに1〜2週間かかるので、「やろう」と思ったらすぐ動き始めるのがコツ。独身証明書は役所での発行に数日かかることもあります。
プロフィールはカウンセラーと一緒に作成するのが一般的。自己紹介文は「何が好きか」だけでなく「どんな結婚生活を送りたいか」を書くと、マッチングの精度が上がります。
📌 僕がプロフィール写真を撮り直したとき、申し込みの承諾率が目に見えて変わりました。スマホ自撮りからプロ撮影に変えただけで、です。写真への投資は惜しまないでください。
STEP2:お相手探し・お見合い申し込み
プロフィールが完成したら、お相手探しのスタートです。
- 仲人型:カウンセラーが「この方はどうですか?」と紹介してくれる。月に3〜10名程度
- データマッチング型:検索条件を設定して自分で探す。気になる相手に申し込む
- ハイブリッド型:紹介+自分で検索の併用
申し込みを受けた相手がOKすれば、お見合い成立。IBJ加盟店の場合、僕の実感では申し込み10件に対して成立が1〜2件というペースでした。
ここで大事なのは数を打つこと。「理想の1人」を探すのではなく、「会ってみたいかも」くらいの感覚で積極的に申し込んでください。
僕は最初、条件を絞りすぎて月3件しか申し込んでいなかったんですが、カウンセラーに「最低10件は出してください」と言われて方針を変えました。結果的にそのほうがうまくいった。
STEP3:お見合い当日
お見合い当日の流れは、思っているよりシンプルです。
- 待ち合わせ場所(ホテルラウンジが定番)に到着
- 挨拶して席につく
- 飲み物を注文しながら会話スタート
- 60〜90分ほど話す
- 「今日はありがとうございました」で解散
場所はホテルラウンジが定番。静かで落ち着いていて、お茶を飲みながら話せます。カウンセラーが場所をセッティングしてくれるケースも多い。
会話で話すべきこと・避けるべきことはこちら。
| 話すべきこと | 避けるべきこと |
|---|---|
| 仕事の内容(ざっくり) | 年収の具体的な金額の確認 |
| 休日の過ごし方 | 過去の恋愛遍歴 |
| 好きな食べ物・趣味 | 結婚後の具体的な条件交渉 |
| 住んでいるエリア(大まかに) | 相手の家族への踏み込んだ質問 |
| 「どんな家庭を作りたいか」の価値観 | 政治・宗教の話 |
盛り上がっても初回は1時間程度で切り上げるのがマナー。「もう少し話したかったな」くらいで終わるのが、次につながるコツです。
STEP4:返事・仮交際スタート
お見合いの翌日までに、カウンセラーを通じて「もう一度会いたいか」の返事をします。
- 双方が「YES」→ 仮交際スタート(連絡先交換)
- どちらかが「NO」→ お見合い終了
仮交際は「正式なお付き合い」ではなく、**「もう少し知り合うための期間」**です。
重要なポイントとして、仮交際中は複数の相手と同時に進行してOK。結婚相談所のルールとして認められています。
断られたときのダメージは、正直かなりあります。僕は4回断られていますが、2回目に断られたときが一番きつかった。「話が盛り上がった」と思っていたのに翌日お断りの連絡が来て、自分の感覚を疑いました。
でもこれは全員が通る道です。カウンセラーに相談すると「写真の印象と実際のギャップがあったのでは」「もう少しリアクションを大きくしてみては」など具体的なフィードバックをもらえます。
お断りするときの3つのルール:
- 理由は具体的に伝えなくてOK(「今回はご縁がなかったということで」で十分)
- カウンセラー経由で伝えるので、直接言う必要はない
- 断られた場合も深追いしない。「次」に切り替える
STEP5:真剣交際・プロポーズ・成婚
仮交際で「この人と真剣に向き合いたい」と思えたら、真剣交際に移行します。仮交際との違いはこの3つ。
- 他の相手とのお見合い・仮交際をすべて終了する(1対1になる)
- 結婚に向けた具体的な話をする時期
- 期間の目安は約3ヶ月
⚠️ 真剣交際に進んだからといって結婚しなければいけないわけではありません。「合わない」と感じたら、この段階でもお断りして大丈夫です。
真剣交際で確認すべきことをリストにしておきます。
- 金銭感覚(貯金の考え方、お金の使い方)
- 子どもについての考え
- 住む場所(どちらの実家に近い方がいいか等)
- 仕事の継続(共働きか、専業か)
- 家事の分担
- お互いの家族との関係性
僕が仮交際まで進んだ2人のうち、1人とはこの「金銭感覚」の部分で合わないと感じてお断りしました。相手は外食が月に10回以上という生活スタイルで、僕は自炊派。こういう日常の価値観の違いは、実際に会って話さないとわからないものです。
真剣交際を経て「この人と結婚したい」と確信できたら、プロポーズ。結婚相談所ではプロポーズのタイミングや場所についてもカウンセラーがアドバイスしてくれます。
双方が合意したら「成婚」となり、結婚相談所を退会。ここで成婚料(10〜30万円程度)が発生するのが一般的です。
お見合いから成婚までの期間は、IBJが2023年に発表した成婚白書によると成婚者の活動期間の中央値は約10ヶ月。1年以内に結婚できるかどうかが一つの目安になります。
お見合い当日のマナー・服装・会話のコツ
お見合い当日は、ちょっとした気配りの差が結果を大きく左右します。特別なテクニックは不要ですが、押さえるべきポイントを知っているかどうかで印象が全然違う。
服装は「清潔感」が9割
男女ともに、おしゃれさより清潔感が圧倒的に大事です。
男性の服装:
- ジャケット+襟付きシャツ+チノパン(ネクタイは不要)
- 靴は革靴かきれいめのローファー。スニーカーは避ける
- 髪は整える。寝癖は論外
- 爪は短く切る。意外と見られています
- 香水はつけないか、ほのかに香る程度
女性の服装:
- 明るい色のワンピースかブラウス+スカート
- ヒールは低め(3〜5cm)。歩きやすさ優先
- ネイルは派手すぎない色
- メイクはナチュラル寄り。つけまつげ・カラコンは外す
- バッグは小さめ。大荷物で来ない
僕の初回お見合いの失敗談を一つ。新宿のホテルラウンジで14時に待ち合わせだったんですが、緊張しすぎて30分前に着いてしまい、先にコーヒーを2杯飲んで落ち着かなくなった。服装は問題なかったんですが、汗ばんでしまってハンカチを何度も使うことに。到着は5〜10分前がベスト。早すぎても焦りが出ます。
会話で意識すべき3つのこと
初回お見合いで意識すべきことは3つだけです。
-
「質問」と「自己開示」を交互にする
- 質問ばかりだと面接になる
- 「僕は〇〇が好きなんですが、△△さんはどうですか?」のように自分のことを先に話してから質問する
-
相手の話にリアクションする
- 「へえ、そうなんですね」だけだと会話が止まる
- 「それって〇〇ってことですか?」と掘り下げるだけで印象が変わる
-
次に会いたいと思わせる「未完成」で終わる
- 全部話しきらない
- 「その話、もっと聞きたいです。よかったら次回」と余韻を残す
僕が6回のお見合いで体感したのは、2番目の「リアクション」の威力です。3回目のお見合いで、相手が「最近ハマってるドラマがあって」と言ったとき、タイトルを聞いて「あ、僕もそれ気になってたんです。どのあたりが面白いですか?」と返した。そこから会話が一気に弾んで、その方とは仮交際に進めました。
特別なトーク術は必要ありません。相手の話に興味を持って、ちょっと深掘りするだけで十分です。
📌 緊張するのは当たり前。相手も同じくらい緊張しています。「今日ちょっと緊張してます」と正直に言うと、場が和むことが多いです。
当日のマナーチェックリスト
意外と見落としがちなマナーをリストにまとめておきます。
- 飲み物は相手が注文してから自分も注文する
- スマホはマナーモードにしてバッグの中に入れる(テーブルの上に置かない)
- 相手の目を見て話す。ただし凝視しない。7割くらい目を合わせるイメージ
- 腕を組まない。体を相手に向ける
- 相手の名前を会話の中で呼ぶ(「〇〇さんは」と名前を入れると親近感が増す)
- 会計は男性が持つのが一般的(ホテルラウンジのお茶代1,500〜2,000円程度)
- 帰り際に「今日はありがとうございました。お話できて楽しかったです」と伝える
どれも基本的なことですが、緊張しているとつい忘れがち。質問リストと一緒にスマホのメモに入れておくと安心です。トイレに立ったときにチラッと確認できます。
お見合いが向いている人・向いていない人【タイプ別診断】

お見合いは万能な婚活手段ではありません。向いている人には最高に効率的だし、向いていない人には苦痛でしかない。ここを見誤ると時間もお金も無駄にします。
向いている人チェックリスト
以下に3つ以上当てはまるなら、お見合いが合っている可能性が高いです。
- 「いい人がいれば」ではなく「1年以内に結婚したい」と期限を決めている
- 恋愛経験が少なく、自分からアプローチするのが苦手
- 相手の条件(年収・学歴・職業)をある程度重視したい
- 第三者のアドバイスやサポートがあったほうが安心できる
- 「好きになってから結婚」ではなく「結婚してから好きになる」を受け入れられる
- 30代後半以降で、効率的に婚活を進めたい
特に**「期限を決めている人」はお見合い向き**。ダラダラ婚活を続けるより、「1年以内に結婚する」と決めて集中投資したほうが結果は出やすいです。
向いていない人チェックリスト
逆に、以下に2つ以上当てはまるなら、別の婚活手段のほうが合っています。
- まずは恋愛を楽しみたい
- 条件よりもフィーリングや直感を大切にしたい
- 自分のペースで恋愛を進めたい(期限を設けられるのが嫌)
- 複数の異性と同時に会話を進めること自体にストレスを感じる
- 費用を最小限に抑えたい
向いていない人が無理にお見合いをすると、精神的に消耗するだけ。その場合はマッチングアプリでカジュアルに出会いを探すほうが性に合っています。
お見合いを始めるベストなタイミングとは
「いつ始めるべき?」の答えは、**「結婚したいと思った瞬間」**です。
ただし、以下のタイミングは少し待ったほうがいいケースもあります。
| タイミング | 待ったほうがいい理由 | 目安の待機期間 |
|---|---|---|
| 転職直後 | 収入証明書が前職のものしかない。新しい職場での年収が確定してからのほうが有利 | 3〜6ヶ月 |
| 失恋直後 | 気持ちの整理がついていないと、お見合い相手に元カレ・元カノの影を重ねてしまう | 最低1〜2ヶ月 |
| 仕事が繁忙期 | お見合いは週1〜2回のペースで活動する必要がある。時間が取れない時期に始めると中途半端になる | 繁忙期が終わるまで |
年齢別に言うと、結婚相談所ではIBJ成婚白書(2023年)のデータで男性は32〜38歳、女性は28〜35歳が最もマッチングしやすい年齢層として報告されています。もちろんこの範囲外でも成婚している人はたくさんいますが、早く始めるほど選択肢が広いのは事実です。
お見合いの始め方4つの方法と費用・特徴の比較

「お見合いを始めたい」と思ったとき、実は選択肢は4つあります。それぞれ費用も特徴もかなり違うので、自分の予算と性格に合った手段を選ぶことが大事です。
結婚相談所(仲人型・データマッチング型)
お見合いの最も正統派な手段。大きく分けて2タイプあります。
- 仲人型(IBJメンバーズ、サンマリエなど):専任カウンセラーが相手を紹介してくれる。手厚いサポートがある分、費用は高め。年間50〜70万円程度
- データマッチング型(オーネット、ツヴァイなど):条件を登録するとシステムが自動で相手を紹介。自分で動ける人向け。年間30〜50万円程度
仲人型は「何をしていいかわからない」「プロに任せたい」という人向け。データマッチング型は「自分で探すのは得意だけど、出会いの場がない」という人向けです。
結婚相談所の最大の強みは身元の確実さ。独身証明書・収入証明書・学歴証明書の提出が必須なので、プロフィールに嘘がない。これはマッチングアプリにはない安心感です。どの相談所を選ぶか迷ったときは、婚活サイトのおすすめ比較も参考にしてみてください。
マッチングアプリ(婚活特化型)

「いきなり結婚相談所はハードルが高い…」という人には、婚活特化のマッチングアプリがおすすめです。
代表的なのはOmiai、ゼクシィ縁結び、マリッシュあたり。約4,378〜4,800円/月で始められるので、結婚相談所の10分の1以下のコストになります。
ただし、アプリは「お見合い」とは少し性質が違います。
- 証明書の提出は年齢確認のみ(収入証明は任意)
- カウンセラーのサポートはない
- 結婚への本気度にバラつきがある
「結婚を意識しているけど、まずは気軽に出会いたい」というフェーズの人に向いています。アプリとの併用で出会いの総量を増やす戦略は有効です。
婚活パーティー・街コン
1回あたり3,000〜8,000円程度で参加できる対面型のイベント。PARTY☆PARTYやエクシオなどが大手です。
📌 婚活パーティーは「お見合いの実戦練習」として使うのが賢い。初対面の異性と話す経験を積むには最適な場です。
一度に複数人と話せて、第一印象やフィーリングを直接確かめられるのが強み。ただし、1回のパーティーで「この人だ!」と思える相手に出会える確率は低いです。
月に2〜3回参加して、ようやく1人連絡先交換できるかどうかが現実的なライン。メインの婚活手段としてはやや弱いので、結婚相談所やアプリと組み合わせて使ってください。
自治体の婚活支援・知人の紹介
意外と知られていないのが自治体の婚活支援事業。内閣府「地方自治体における少子化対策の取組状況調査」(2023年)によると、全国の市区町村の約4割が何らかの婚活支援を実施しています。
- 参加費は無料〜数千円
- 地元在住者限定のケースが多い
- イベント形式(BBQ・料理教室など)が中心
費用はほぼかからない反面、開催頻度が少なく参加人数も限られます。知人の紹介も同様で、紹介してくれる人脈があればラッキーですが、待っていても始まらない。メインの婚活手段を持った上で、サブとして活用するのが賢い使い方です。
結婚相談所3社の比較
「結婚相談所に興味はあるけど、どこを選べばいいかわからない」という人のために、代表的な3社を比較します。
| 項目 | IBJメンバーズ | オーネット | ゼクシィ縁結びエージェント |
|---|---|---|---|
| タイプ | 仲人型 | データマッチング型 | ハイブリッド型 |
| 会員数 | 約8.6万人(IBJ連盟全体) | 約4.2万人 | 約3.2万人 |
| 初期費用 | 約18〜25万円 | 約12〜13万円 | 約3.3万円 |
| 月会費 | 約1.5〜1.7万円 | 約1.4〜1.6万円 | 約1.7万円 |
| 成婚料 | 約22万円 | 0円 | 0円 |
| 年間総費用の目安 | 約60〜70万円 | 約30〜35万円 | 約24〜27万円 |
| サポート体制 | 専任カウンセラーが手厚くフォロー | データ紹介+自分で検索 | 専任コーディネーター付き |
| 向いている人 | 手厚いサポートが欲しい人 | 自分のペースで進めたい人 | コスパ重視で始めたい人 |
※金額は2024年時点の公式サイト記載のプランを参考にした概算。コースによって異なります。
ゼクシィ縁結びエージェントはコスパが圧倒的に良い。初期費用3.3万円、成婚料0円は業界でもトップクラスの安さです。「まず結婚相談所を試してみたい」という人には入りやすい選択肢になります。
一方、IBJメンバーズは費用が高い分、会員数の多さとカウンセラーの手厚さが強み。「しっかり投資して1年以内に結婚したい」という人はIBJが合っています。
オーネットは両者の中間。データマッチングで自分のペースで進めつつ、費用も抑えられるバランス型です。
【比較表】手段別の費用・期間・身元確認まとめ

| 手段 | 初期費用 | 月額費用 | 年間総費用の目安 | 活動期間の目安 | 身元確認 |
|---|---|---|---|---|---|
| 結婚相談所(仲人型) | 10〜20万円 | 1〜2万円 | 50〜70万円 | 6ヶ月〜1年 | 証明書必須 |
| 結婚相談所(データマッチング型) | 3〜10万円 | 1〜1.5万円 | 30〜50万円 | 6ヶ月〜1年 | 証明書必須 |
| マッチングアプリ(婚活型) | 0円 | 約4,378〜4,800円 | 約4.5〜6万円 | 6ヶ月〜2年 | 年齢確認のみ |
| 婚活パーティー | 0円 | 参加ごとに3,000〜8,000円 | 約5〜15万円 | 1〜3年 | 本人確認のみ |
| 自治体支援・知人紹介 | 0円 | 0〜数千円 | 0〜数万円 | 不定 | なし〜本人確認 |
この表を見ると、費用と「身元の確かさ」は完全に比例しているのがわかると思います。
お見合いで結婚を成功させるためのコツ
お見合いは「会えば自然にうまくいく」ものではありません。成功する人とそうでない人には明確な差があります。
プロフィール写真と自己紹介文のポイント

お見合いの成否の8割はプロフィールで決まります。
写真のポイント:
- プロのカメラマンに撮ってもらう(スマホの自撮りはNG)
- 自然な笑顔。歯を見せる笑顔がベスト
- 背景はシンプルに。白壁やカフェの明るい場所
- 男性はスーツまたはジャケット、女性は明るい色のワンピースが定番
- 加工はNG。実物との差がありすぎるとお見合い当日に一発アウト
自己紹介文のポイント:
- 300〜400文字が適量。長すぎると読まれない
- 「仕事」「趣味」「結婚観」の3テーマを盛り込む
- 「〜な人が好き」より「〜な家庭を作りたい」のほうが具体的でマッチしやすい
- ネガティブワード(「〜は苦手です」「〜はNGです」)は入れない
僕がプロフィール文で一番反応が良かったのは、「休日は近所の商店街を散歩して、気になったお店に入るのが好きです。将来は夫婦で食べ歩きできたら最高だなと思っています」という一文でした。具体的な「結婚後の姿」が見えると、相手が自分との生活をイメージしやすくなります。
断る時・断られた時の対処法とメンタルケア
お見合いで最もつらいのが「お断り」。でも避けられないものなので、対処法を知っておくことが大事です。
断るとき:
- 理由を具体的に言う必要はない。「今回はご縁がなかったということで」でOK
- 相手を傷つける理由(「タイプじゃなかった」「写真と違った」)は絶対に言わない
- カウンセラーに正直に伝えるのは大丈夫。「もう少し背が高い方が…」なども相談所内では普通の会話
断られたとき:
- 「自分に価値がない」と思わないこと。お見合いは相性の問題であって、人間としての評価ではない
- 3回連続で断られたらカウンセラーに相談する。プロフィールや会話に改善点がある場合が多い
- 断られた直後にやけ食い・やけ酒したくなる気持ちはわかる。でも次のお見合いにすぐ気持ちを切り替えたほうが結果的にうまくいく
僕がメンタルを保てた方法は、「お見合いノート」をつけることでした。会った日付・相手の印象・自分の反省点を3行で書く。断られても「次はここを改善しよう」と前向きに考えられるので、おすすめです。
複数の手段を併用する際の使い分け
結婚相談所に入会しながらマッチングアプリも使う、という人は実はかなり多い。併用自体は問題ありません(結婚相談所の規約で禁止されていなければ)。
| 手段 | 役割 | 重視するもの |
|---|---|---|
| 結婚相談所 | 本命の結婚相手を探す場 | 条件・真剣度 |
| マッチングアプリ | 出会いの数を増やす場 | フィーリング・コスパ |
| 婚活パーティー | 初対面の会話スキルを磨く練習の場 | 場数・度胸 |
ただし、併用すると時間とエネルギーの消耗が大きいです。「全部中途半端」にならないよう、メインとサブを明確に決めておくのがコツ。メインが結婚相談所なら、アプリは週2〜3回チェックする程度にとどめるくらいのバランスがちょうどいいです。
親や周囲への伝え方・相談のコツ
お見合いを始めるとき、意外とハードルになるのが「親にどう言うか」問題。
結論、正直に伝えるのが一番です。隠す理由がない。
| 伝える相手 | 伝え方のコツ |
|---|---|
| 親(結婚相談所の場合) | 親世代はお見合いに抵抗がない人が多い。むしろ喜ばれるケースが大半 |
| 親(マッチングアプリの場合) | 「身元確認がある」「婚活専用」と具体的に説明すると安心される |
| 友人 | 「婚活始めた」でOK。詳細を言う必要はない |
一つ注意してほしいのは、親の意見を聞きすぎないこと。「年収600万以上じゃないと」「長男はダメ」といった親の条件を丸呑みすると、選択肢が極端に狭まります。参考にはしつつ、最終決定は自分でしてください。
まとめ:お見合いは「本気で結婚したい人」の最も合理的な選択肢
お見合いは「古くさい」ものでも「最後の手段」でもありません。結婚を本気で考えている人にとって、最も合理的で効率的な婚活手段の一つです。
この記事のポイントを振り返ります。
- お見合いとは、結婚前提で第三者を介して出会う仕組み。現代は自分で相手を選べる
- 恋愛結婚との違いは「プロセス」であって「結婚後の幸福度」ではない
- メリットはスピード・真剣度・条件の透明性。デメリットは費用・判断スピード・お断りの精神的負担
- 始め方は結婚相談所・マッチングアプリ・婚活パーティー・自治体支援の4つ
- お見合いから成婚まで平均約10ヶ月。5ステップで進む
- 向いているのは「期限を決めて効率的に結婚したい人」
予算に余裕があるなら結婚相談所がベスト。まずは気軽に始めたいなら、Omiaiやゼクシィ縁結びなどの婚活特化アプリから試してみるのもアリです。
どちらにしても、動き出さないと何も始まりません。「自分にはお見合いが合いそうだな」と思えたなら、今日中に1つだけ行動してみてください。結婚相談所の無料相談を予約するでも、アプリをダウンロードするでも、何でもOK。その一歩が、半年後の未来を変えます。