2024年に結婚したカップルのうち、夫の約18%・妻の約16%が再婚。厚生労働省「人口動態統計」(2024年)の数字です。
つまり結婚する人の5〜6人に1人は再婚組。バツイチの出会いは、もう特別なことじゃありません。僕自身、主要アプリの婚姻歴の登録画面や再婚者向けの検索フィルターを自分のアカウントで実際に操作して確かめてきました。バツイチの友人が再婚するまでの活動も、そばでずっと見ています。
どのアプリを選び、離婚歴をどう伝え、どのくらいの期間で再婚まで進むのか。今あなたがどの段階で止まっていても、読み終わる頃には次の一手が決まっているはずです。
結論|バツイチの出会いはマッチングアプリが最有力【再婚率データつき】
結論から言い切ります。2026年時点、バツイチの出会いの場として最有力なのはマッチングアプリです。
理由はシンプルで、婚姻歴をプロフィールに最初から登録でき、「離婚歴を了承済みの相手」とだけ出会える構造になっているから。合コンや職場と違って、「いつ打ち明けるか」問題がそもそも発生しないんです。
- 婚姻歴・子どもの有無をプロフィール項目として登録できる
- 「バツイチ歓迎」の相手を検索やタグで探せる
- 再婚者向けの優遇制度を持つアプリまで存在する
この3点がそろっている出会いの場は、アプリ以外にほぼありません。
離婚後に再婚している人はどれくらい?データで見る実態

「バツイチの自分が、本当にもう一度結婚できるのか」。この不安には、データで答えるのが一番早いです。
| データ | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 結婚したカップルのうち夫が再婚の割合 | 約18% | 厚生労働省「人口動態統計」(2024年) |
| 結婚したカップルのうち妻が再婚の割合 | 約16% | 厚生労働省「人口動態統計」(2024年) |
| 再婚男性の成婚しやすさ(平均100%として) | 117.1%(初婚男性は98.0%) | IBJ「2023年度版 成婚白書」P45 |
| 再婚女性の成婚しやすさ(平均100%として) | 107.5%(初婚女性は99.4%) | IBJ「2023年度版 成婚白書」P45 |
注目してほしいのは下2行。**IBJの成婚白書では、再婚男性の成婚しやすさは初婚男性を19.1ポイントも上回る117.1%**という結果が出ています。女性も同じく再婚のほうが上。
「バツイチは選ばれにくい」というイメージと、実際のデータは真逆なんです。結婚市場では、離婚歴は思っているほどマイナスになっていません。
バツイチがマッチングアプリで不利にならない3つの理由
アプリの仕組みそのものが、バツイチに有利にできています。
- 婚姻歴を最初から開示できる。ペアーズなら「結婚歴・子どもの有無」がプロフィール項目にあり、相手はそれを見た上でいいねを送ってきます。マッチした時点で了承済み。
- 理解者をこちらから探せる。ペアーズには「バツイチ歓迎」のタグがあり、結婚歴で相手を検索することもできます。理解のない相手に当たって消耗するリスクを、最初から避けられるわけです。
- 再婚者を優遇するアプリがある。マリッシュは恋活・婚活に加えて「再婚活」を公式に掲げていて、再婚者向けの優遇やシンママ・シンパパ応援を打ち出しています。
日常生活で「離婚歴に理解のある独身の相手」に出会う確率を考えたら、この構造の差は決定的です!
バツイチ・再婚向けマッチングアプリの選び方3つのポイント
初婚者向けと同じ選び方をすると失敗します。バツイチのアプリ選びで見るべきは、次の3点だけです。
- 結婚歴・子どもの有無をプロフィールに登録できるか
- 会員数が十分か(目安は累計1,000万人以上。地方在住なら特に重視)
- 安全対策があるか(本人確認必須・24時間365日の監視・通報ブロック機能)
1つ目が最重要です。婚姻歴の登録欄がないアプリを選ぶと、「いつ打ち明けるか」を毎回自分で設計することになり、後出しトラブルの火種になります。逆に登録欄があるアプリなら、開示の悩みはプロフィール作成の3分で終わり。
2つ目の会員数は「理解者の絶対数」に直結します。バツイチ歓迎の相手は全体の一部なので、母数が小さいアプリだと候補がすぐ尽きるんです。
3つ目の安全性は、バツイチこそ重視してください。アプリには詐欺・マルチ商法・遊び目的の既婚者が紛れ込むケースがあります。「離婚直後で寂しい人」はこの手の人たちの狙い目になりやすい。ペアーズやOmiaiのように24時間365日の監視体制と通報・ブロック機能があるアプリを選ぶのが守りの基本です。
バツイチにおすすめのマッチングアプリ・婚活アプリ7選


まず7本を一覧で比較します。会員数は2026年8月時点、料金はすべて男性の月額プラン・税込・円/月換算(2026年8月31日時点。ペアーズ〜ReReの女性は基本無料、ゼクシィ縁結びのみ男女同額)です。
| アプリ | 累計会員数 | 男性料金(1ヶ月/12ヶ月プラン) | バツイチ向けの特徴 | 合う人 |
|---|---|---|---|---|
| マリッシュ | 400万人 | 4,800円/1,866円 | 再婚活を公式に掲げる・再婚優遇・シンママ/パパ応援 | 再婚前提で動きたい全バツイチ |
| ペアーズ | 2,700万人 | 4,100円/1,675円 | 結婚歴・子どもの有無で検索可・バツイチ歓迎タグ | 母数重視・地方在住 |
| Omiai | 1,000万人 | 4,400円/2,150円 | 30代中心の真剣婚活層・イエローカード制度 | 30〜40代で真剣婚活 |
| ゼクシィ縁結び | 180万人 | 4,378円/2,640円(男女同額) | 価値観マッチ・デート調整代行 | 結婚前提で丁寧に進めたい人 |
| with | 800万人 | 4,260円/1,750円 | 心理テスト・性格診断で内面重視 | まず恋愛から始めたい30代 |
| タップル | 2,300万人 | 3,700円/2,234円 | 20代中心・気軽に会いやすい | 再婚を急がない20〜30代前半 |
| ReRe | 1万人以上 | ─ | 「子連れデートOK」など子ども関連情報を細かく登録可 | 子持ちで条件を細かく開示したい人 |
僕の結論はこうです。バツイチの第一候補はマリッシュ、併用するならペアーズ。この2本で大半の人はカバーできます。以下、それぞれの使い分けを説明します。
マリッシュ|バツイチ・シンママ優遇制度がある再婚特化アプリ

再婚前提なら、まずマリッシュです。恋活・婚活だけでなく「再婚活」を正面から掲げている、珍しい立ち位置のアプリ。再婚者向けの優遇やシンママ・シンパパ応援を打ち出していて、結婚したい時期での絞り込み検索もできます。
年齢層もバツイチ向きです。30代35%・40代35%・50代以上15%(2026年8月時点)と、30〜50代が主戦場。男女比も50:50でバランスがいい。20代だらけのアプリで浮く心配がありません。機能や使用感の細かい検証はマリッシュの評判・口コミレビューにまとめているので、登録前に一度目を通してみてください。
料金は男性4,800円/月、12ヶ月プランなら月1,866円(2026年8月31日時点・税込)。単月だと7本中いちばん高いですが、「再婚に理解がある人しかいない場」に払う金額と考えれば、僕は安いと思っています。
Pairs(ペアーズ)|会員数最大で再婚理解者を探しやすい

累計会員数2,700万人(2026年8月時点)。もはや小さい国の人口レベルで、国内アプリでは頭ひとつ抜けた母数です。
ペアーズの強みは、この母数に検索機能が掛け合わさること。「結婚歴・子どもの有無・結婚の意思」で相手を検索でき、「バツイチ歓迎」タグから理解者を直接探せます。バツイチ理解者が仮に全体の1割だとしても、母数がこれだけあれば候補は十分。特に地方在住なら、ペアーズを外す選択肢はありません。実際に使ったユーザーの声はペアーズの評判・口コミまとめで詳しく検証しています。
料金は男性4,100円/月、12ヶ月プランで月1,675円(2026年8月31日時点・税込)、女性は無料。本人確認必須・24時間365日監視で、安全面もしっかりしています。マリッシュ+ペアーズの2本併用が、僕が考えるバツイチの基本布陣です。
Omiai・ゼクシィ縁結び|真剣婚活層と出会える再婚活向けアプリ

「遊び目的を徹底的に避けたい」なら、この2本が候補に入ります。
Omiaiは累計1,000万人で30代が45%と最多(2026年8月時点)。違反者にイエローカードが付く仕組みがあり、真剣度の低いユーザーが可視化されるのが特徴です。プロフィール非公開機能もあるので、知り合いへの身バレを避けたいバツイチにも向いています。イエローカードの仕組みや会員層の詳細はOmiaiの評判・口コミ検証記事で解説しています。
ゼクシィ縁結びは累計180万人と小規模ですが、30代が50%で、男女同額の4,378円/月(2026年8月31日時点・税込)。女性も課金する設計なので、登録している女性の本気度が高いのがポイントです。価値観マッチやデート調整代行もあり、「じっくり型」の再婚活に合います。母数が少ないぶん、マリッシュかペアーズとの併用前提で考えてください。
with・タップル|再婚前提でなくまず恋愛から始めたい人向け

「離婚したばかりで、いきなり再婚活は重い」。その感覚、健全だと思います。まず恋愛から始めたい人にはwithとタップルです。
withは累計800万人・20代60%(2026年8月時点)。心理テストと性格診断で内面から相性を見るアプリなので、「次はスペックより中身で選びたい」というバツイチの気分に合います。料金は男性4,260円/月(2026年8月31日時点・税込)。
タップルは累計2,300万人・20代65%で、気軽に会いやすい設計。3,700円/月と7本の中では安めです。ただし2本とも20代中心で真剣度は婚活アプリより低め。40代以降のバツイチや再婚を急ぐ人には向かないので、そこは正直にお伝えしておきます。
ReRe|子ども関連の情報を細かく登録したい人向け
ReReは「子連れデートOK」「子どもとは別居中」といった子ども関連情報を細かく登録できる再婚系アプリです。子持ちバツイチにとって、この項目の細かさは会話コスト削減に直結します。
弱点は会員数で、1万人以上と大手に比べてかなり小規模。単独で使うと候補がすぐ尽きるので、位置づけは「マリッシュ・ペアーズのサブ」です。子どもの条件を最初から細かく開示しておきたい人だけ、3本目として足してください。
バツイチがマッチングしない5つの原因【自己診断チェックリスト】

「アプリを入れたけど全然マッチしない」。その原因は、才能でも離婚歴でもなく、ほぼ設定と運用にあります。まず30秒で自己診断してみてください。
- ✅ 写真が自撮り、または1年以上前のもの
- ✅ 自己紹介文が300字未満、または離婚の話が全体の半分以上
- ✅ 検索条件で年齢を±3歳などに絞っている/送ったいいねが週10未満
- ✅ 使っているのが20代中心のアプリ1本だけ
- ✅ マッチはするのにメッセージが3往復で止まる
2つ以上当てはまったら、マッチしないのは当然の状態です。逆に言えば、直せば普通にマッチします! 1つずつ見ていきます。
原因1:写真が「生活感・疲れ」を感じさせている
いいねが来ない原因は、たいていここです。離婚後の男性の写真には、暗い部屋での自撮り・無表情・ヨレた服という「疲れの三点セット」が本当によく出ます。
相手が写真から読み取っているのは顔の造形ではなく、「この人と過ごす時間は楽しそうか」。生活感と疲労感が写った写真は、その問いにノーと答えてしまっています。心当たりがあるなら、後述の3枚構成でまるごと差し替えてください。
原因2:自己紹介文が短い・離婚を重く書きすぎている
短すぎる自己紹介は「真剣じゃない」と読まれ、逆に離婚の経緯を長々書くと「まだ引きずっている」と読まれます。どちらも即スルーの対象です。
婚姻歴は1〜2文でさらっと。残りは仕事・趣味・休日・どんな関係を築きたいか。この配分が正解です。書き方の実例は次のセクションで丸ごと出します。
原因3:相手の条件を絞りすぎ・いいね数が足りない
検索条件を「初婚・年下・年収○○以上」と積み上げていくと、候補は一気にゼロに近づきます。特に「相手は初婚に限る」という無意識の絞り込みは、バツイチ理解者という一番マッチしやすい層を自分で除外する行為です。
行動量の不足も深刻で、週に数いいねでは母数が足りません。条件を緩めて、いいねの数を意識的に増やす。地味ですが、マッチ数はほぼこれで決まります。
原因4:バツイチ理解者が少ないアプリを使っている
タップルやTinderのような20代中心のアプリだけで戦っていませんか? 一般的な恋活アプリでは初婚希望者が多数を占め、それがバツイチが選ばれにくい一因になることもゼロではありません。
これはあなたの問題ではなく、場所の問題。マリッシュのような再婚活を掲げるアプリ、婚姻歴で検索できるペアーズに移るだけで、同じプロフィールでも反応は変わります。
原因5:メッセージが続かず初回デートに進めない
マッチ後に消えるパターンは、質問がない・返信が一問一答・いつまでも誘わない、の3つがほとんどです。相手のプロフィールに触れた質問を1通に1つ入れ、5〜10往復で「今度お茶でも」と軽く打診する。この基本動作だけで初デート率は変わります。
バツイチ特有の注意は、離婚話をメッセージ段階で深掘りしすぎないこと。重い話は会ってからで十分です。
いいねが来ないを打開するプロフィール改善テクニック【例文つき】
診断で問題が見つかったら、今日直しましょう。写真と自己紹介文、この2つだけで受け取るいいねの量は別物になります。
写真:清潔感と「今の充実」が伝わる3枚構成

写真で伝えるべきメッセージは1つ、「離婚を乗り越えて、今の生活が充実している」です。次の3枚で構成してください。
- メイン:他撮り・胸から上・屋外の自然光・笑顔。友人に撮ってもらうのが最短です
- サブ1枚目:趣味の場面の全身写真。キャンプ、ゴルフ、旅行先など「一緒に過ごすイメージ」が湧くもの
- サブ2枚目:食事や料理など生活のワンシーン。丁寧に暮らしている感が出るもの
避けるべきは、自撮りのキメ顔・暗い室内・結婚していた時期の古い写真の3つ。特に古い写真は、会ったときのギャップで一発アウトになります。
自己紹介文:バツイチを前向きに伝える例文とNG例

婚姻歴の書き方は「事実+学び+未来」の順。実際に使える例文を出します。
はじめまして。都内でIT関係の仕事をしています。 一度離婚を経験しています。結婚生活から学んだことも多く、次は何でも話し合える関係を築きたいと思い、真剣に登録しました。 休日はキャンプと料理が多めで、最近は燻製にハマっています。 まずは気軽にメッセージできたらうれしいです。
一方、こういう書き方は読んだ瞬間に閉じられます。
元妻とは性格の不一致で離婚しました。詳しいことは聞かないでほしいです。正直もう傷つきたくないので、誠実な方だけお願いします。
違いは明確で、良い例は離婚を「学び」として1〜2文で処理し、残りを今と未来に使っています。NG例は文章全体が過去と防御でできている。読み手は「この人との未来」を探しに来ているので、未来の話に文字数を割いてください。
婚姻歴・離婚理由の伝え方|いつ・どう開示すればいい?
バツイチ最大の悩みどころですが、答えははっきりしています。婚姻歴はプロフィールに最初から書く。離婚理由は聞かれたら「事実+学び」で30秒。これだけです。
婚姻歴はプロフィールに最初から書くのが正解な理由
隠して進めるメリットは、実は1つもありません。
- マッチする相手全員が「了承済み」になり、打ち明ける緊張が消える
- 後出しは「隠されていた」という不信に直結し、関係ごと壊れる
- 理解のない相手を最初に除外でき、時間を無駄にしない
「開示したらいいねが減るのでは」と不安になりますよね。減るのは事実です。でも減った分は、後で必ず断られていた相手。プロフィール開示は、フラれるタイミングを最速に前倒しして時間を守る仕組みだと考えてください。
IBJの結婚相談所でも婚姻歴はプロフィールに最初から記載され、相手はそれを確認した上でお見合いを申し込む仕組みです。プロが作る仕組みが「最初から開示」なのは、それが一番うまくいくからです。
離婚理由の伝え方|引かれない会話例とNG例

初デートか2回目あたりで、ほぼ確実に聞かれます。準備しておけば怖くありません。型は「事実を短く→学びで締める」です。
相手「差し支えなければ、離婚の理由って聞いてもいい?」 自分「お互い仕事が忙しくて、すれ違いを話し合いで埋められなかったのが正直なところかな。だから次は、小さい不満のうちにちゃんと話せる関係にしたいと思ってるんだ」
これで30秒。相手が受け取るのは「自分の課題を消化できている人」という印象です。逆にNGは次の3つ。
- 元配偶者の悪口(「次は自分が悪く言われる」と想像させる)
- 被害者としての長話(引きずっている印象が残る)
- 「話したくない」と拒絶(誠実さを疑われる)
たとえ相手に非がある離婚でも、悪口として語った時点で損をするのは自分です。事実は淡々と、締めは学びで。ここだけは練習しておいてください。
初婚の相手に伝えるときの心構えと反応別の対処

初婚の相手と進める場合、相手の反応は大きく3パターンに分かれます。対処をセットで持っておきましょう。
| 相手の反応 | 意味 | 取るべき対応 |
|---|---|---|
| 「全然気にしないよ」 | 本心か社交辞令かはまだ不明 | 感謝を伝え、通常ペースで関係を深める |
| 「そうなんだ…(沈黙)」 | 消化に時間が必要なだけ | 追撃で説明しない。次のデートの反応で判断 |
| 質問攻め・親の反応を気にする | 本人か家族に強い抵抗 | 深追いせず、縁がなかったと切り替える |
大事な心構えは、全員に受け入れてもらう必要はないということ。プロフィールで開示していれば、そもそも強い抵抗がある人はマッチしてきません。目の前の1人の反応より、理解者の母数がいる場所で数を打つことのほうがずっと重要です。
子持ちバツイチの出会い方|シンママ・シンパパにも需要はある?
需要はあります。断言できるのは、アプリ側が「子持ち向け機能」をわざわざ作り込んでいるから。需要のない機能は実装されません。
子持ちOKで検索できるアプリと理解者の見つけ方
子持ちバツイチが使うべきは、子どもの存在を機能として扱えるアプリです。
- マリッシュ:シンママ・シンパパ応援を公式に掲げる本命。30〜40代が中心で、子持ちが浮かない
- ペアーズ:「子どもの有無」で検索でき、バツイチ歓迎タグで理解者を直接探せる
- ReRe:「子連れデートOK」「子どもとは別居中」まで登録できる。母数は少ないがサブとして有効
探し方のコツは、自分から「子持ち理解者」を検索しに行くこと。待ちの姿勢だと、プロフィールを読まずにいいねしてくる相手にばかり当たります。ペアーズなら検索条件とタグで、マリッシュなら再婚活前提の場そのもので、理解者側から関係を始められます。
子どもの存在は必ずプロフィールで開示してください。婚姻歴以上に、後出しが許されない情報です。同居か別居か、年齢くらいまで書いておくと、その先の会話が一気にスムーズになります。
子どもと元配偶者のことを相手にどう伝えるか

開示には段階があります。全部を最初に話す必要はなく、順番を設計すればいいだけです。
- プロフィール段階:子どもの有無・同居か別居か
- マッチ〜初デート:子どもの年齢や生活リズム。聞かれたら普通に答える
- 交際を意識した段階:面会交流の頻度、養育費の有無など、相手の生活に影響する現実的な話
- 交際成立後:子どもと会わせるタイミングの相談。焦らないのが鉄則
特に3が重要です。面会交流で元配偶者と定期的に連絡を取ること、養育費の支払いがあることは、再婚後の生活に直結します。
真剣交際に入る前に自分から伝えるのが誠実で、結果的に一番うまくいきます。ここを曖昧にしたまま進んだ関係は、後で必ず同じ場所でつまずきます。
年代別のバツイチ再婚戦略|30代・40代・50代で何が違う?

同じバツイチでも、年代で最適な戦い方は変わります。先にマトリクスで整理します。
| 年代 | 主戦場 | 狙う相手 | 戦略の核 |
|---|---|---|---|
| 30代 | ペアーズ+マリッシュ | 初婚層もバツイチ層も両方 | 母数の大きい場で幅広く動く |
| 40代 | マリッシュ+Omiai | 同世代・バツイチ理解者 | 再婚活の場に絞って効率化 |
| 50代 | マリッシュ+相談所・パーティー | 同世代の再婚希望者 | アプリ単独にせず併用 |
年齢が上がるほど「場を絞る+手段を増やす」方向に寄せる。これが基本原則です。
30代バツイチ:アプリで最も動きやすい黄金期
30代は正直、いちばん有利です。ペアーズは30代が35%、Omiaiは30代が45%で最多(いずれも2026年8月時点)。どのアプリでもボリュームゾーンのど真ん中にいます。
戦略は「絞らないこと」。バツイチ理解者だけでなく、初婚層も普通に対象にできる年代です。ペアーズで母数を確保しつつ、マリッシュで再婚理解者と確実に出会う2本立てで、出会いの量と質を両取りしてください。
40代バツイチ:再婚活特化アプリ+同世代狙いが効率的

40代の主戦場はマリッシュ一択に近いです。30代35%・40代35%という年齢構成は、大手アプリの中で突出して40代フレンドリー。20代中心のアプリで消耗するくらいなら、最初からここで戦うべきです。
狙い目は同世代のバツイチ・理解者層。冒頭のIBJデータが示す通り、再婚経験者は結婚市場でむしろ評価されています。40代の再婚活は「若さで勝負しない」と決めた瞬間に楽になります。真剣度重視ならOmiaiの併用も有効です。
50代バツイチ:アプリと結婚相談所・パーティーの併用
50代はアプリ単独にしないのが正解です。マリッシュは50代以上が15%(2026年8月時点)いるので拠点にはなりますが、それでも候補の絶対数は30〜40代より減ります。
そこで併用です。バツイチ限定の婚活パーティーは対面で人柄を伝えられるので、写真勝負のアプリより50代に向いた土俵。結婚相談所は費用がかかるぶん、婚姻歴を最初から記載した上で会う仕組みなので、話が早い。
アプリで母数を確保しつつ、対面の場を月1〜2回混ぜる。この組み合わせが50代の現実的な最短ルートです。
マッチングアプリ以外のバツイチの出会いの場4選|メリット・デメリット比較

アプリに抵抗がある人、併用先を探している人向けに、それ以外の4つの選択肢を比較します。
| 出会いの場 | 費用の目安 | 出会える量 | バツイチへの理解度 |
|---|---|---|---|
| 婚活パーティー(バツイチ限定) | 1回数千円程度 | 1回で複数人と対面 | 限定企画なら非常に高い |
| 街コン | 1回数千円程度 | 多い | 低め(初婚希望者が中心) |
| 結婚相談所 | 高額(入会金・月会費・成婚料がかかる) | 紹介ベースで着実 | 高い(婚姻歴を確認済みで会う) |
| 友人の紹介・趣味 | ほぼ0円 | 少ない・不定期 | 相手による |
費用と理解度はきれいにトレードオフです。どれを足すかは「予算」と「急ぎ度」で決めてください。
婚活パーティー・街コン|バツイチ限定・理解者限定企画を狙う
パーティーに行くなら、必ず「バツイチ限定」「婚姻歴理解者限定」企画を選んでください。一般企画との差は歴然です。
企画の数は十分あります。オミカレには東京都のバツイチ・再婚系パーティーが304件掲載され、IBJ Matchingにも関東の婚姻歴理解者イベントが63件(いずれも2026年9月時点の掲載分)。料金はオミカレ掲載の東京の例で女性1,000〜3,500円程度・男性4,500〜7,800円程度、IBJ Matchingは男性4,300〜8,500円程度・女性500〜3,400円程度で、早割や初参加割があり、女性は初参加0円の回もあります。
1つだけ注意を。応募後のキャンセルに定価100%のキャンセル料がかかる企画や、当日キャンセルで男女比が偏っても返金なしの企画があります。申込前にキャンセル規定だけは必ず読んでください。
結婚相談所|費用は高いがバツイチの成婚率が高い
「1年以内に再婚したい」なら、相談所は真剣に検討する価値があります。入会金や月会費などまとまった費用がかかるぶん、IBJの相談所ではプロフィールに婚姻歴が最初から記載され、相手はそれを確認した上でお見合いを申し込む仕組み。開示の悩みが構造的にゼロです。
そして思い出してほしいのが、IBJ成婚白書の「再婚男性117.1%・再婚女性107.5%」というデータ。相談所は、バツイチが統計的に有利に戦える場なんです。費用の重さがそのまま会員の本気度に直結しているので、遊び目的の相手に消耗する時間もほぼなくなります。予算が許すなら、アプリとの併用で最強の布陣になります。
友人の紹介・趣味コミュニティ|自然な出会いを求める人向け
コストゼロで、事情を知った上での紹介なので開示の負担もない。信頼度は全選択肢で最高です。
ただし弱点も明確で、数が出ません。紹介は待つしかなく、趣味コミュニティは出会い目的が透けると居づらくなります。位置づけは「メインにしない保険」。周囲に「いい人がいたら紹介して」と伝えておきつつ、主戦場はアプリに置く。この配分が現実的です。
趣味の場は出会いを狙わず生活を充実させる場と割り切ると、結果的にプロフィール写真と自己紹介の中身が充実するという副産物もあります。
出会いから再婚までの5ステップ|期間の目安も紹介

再婚までの道のりは、5ステップに分解すると迷いません。
- 出会いの場を決める(目安:数日)。マリッシュ+ペアーズの2本併用が基本形
- プロフィールを整える(目安:1週間)。写真3枚構成と、婚姻歴を最初から開示した自己紹介文
- マッチ〜初デート(目安:1〜2ヶ月)。いいねの数を確保し、5〜10往復でお茶に誘う
- 交際とすり合わせ(目安:半年〜1年)。離婚理由・子ども・お金・再婚観を段階的に共有
- プロポーズ・再婚
僕の友人の例を出します。2024年の春、38歳・バツイチ子なしの彼はマリッシュに登録し、最初の3ヶ月はほぼ反応なし。原因は自撮り写真と3行の自己紹介文でした。
写真を他撮りに替え、離婚を「学び」として2文で書き直したところマッチが安定。その後に出会った同い年のバツイチ女性と、登録から10ヶ月で婚約しています。
この例からわかることは2つ。つまずくのはほぼステップ2で、そこを直せば流れは一気に動くこと。そして再婚までのスパンは1年前後を見ておくのが現実的だということです。3ヶ月で結果が出なくても、それは失敗ではなく途中経過。焦って基準を下げるより、プロフィールを見直すほうが先です。
バツイチの引け目・不安との向き合い方
最後に、テクニックより大事な話をさせてください。バツイチの再婚活で一番の敵は、競合の初婚男性でも年齢でもなく、自分の中の引け目です。
離婚経験は「結婚生活を知っている」という強みになる

離婚経験は、視点を変えれば結婚生活の実務経験です。
- 結婚生活で何が問題になるかを、体験として知っている
- 自分がパートナーに何を求め、何を許せないかが明確
- 「結婚すればなんとかなる」という幻想がない
初婚の人がこれから手探りで学ぶことを、あなたはすでに履修済み。IBJ成婚白書で再婚者の成婚しやすさが初婚者を上回っているのは、この経験値が相手からも価値として見えているからだと僕は解釈しています。
「一度失敗した人」ではなく「結婚を知っている人」。プロフィールも会話も、この自己認識から出る言葉のほうが確実に魅力的です。
バツイチ同士のマッチングは相性がいい?見極めポイント
バツイチ同士は、実際うまくいきやすい組み合わせです。離婚歴への引け目がお互いにゼロで、結婚生活の現実も共有できている。開示のハードルが最初からない関係は、思っている以上に楽です。
ただし「バツイチ同士だから大丈夫」と思考停止するのは危険で、確認すべき点があります。
- 離婚理由の消化度:相手がまだ元配偶者への恨みを頻繁に口にするなら時期尚早
- 離婚観の一致:「何があったら別れるか」の基準がズレていないか
- 子どもとお金:お互いの面会交流・養育費の状況を共有できているか
同じバツイチでも、離婚から学んだ人と、傷を抱えたままの人がいます。見極めのサインはシンプルで、離婚の話を「学び」として短く語れる相手かどうか。あなた自身がそう語れるようになっていれば、同じレベルの相手を自然に見分けられるようになります。
まとめ:バツイチの出会いはアプリで動き出すのが最短ルート
要点を凝縮します。
- 2024年に結婚した夫の約18%・妻の約16%は再婚。バツイチの結婚は当たり前の選択肢
- IBJ成婚白書では再婚者の成婚しやすさが初婚者を上回る。引け目を持つデータ的根拠はない
- 出会いの場の第一候補はマリッシュ+ペアーズの2本併用。婚姻歴は最初から開示する
- マッチしない原因は写真・自己紹介・条件・アプリ選び・メッセージの5つ。すべて直せる
- 離婚理由は「事実+学び」で30秒。悪口と長話だけは絶対に避ける
離婚を経験してから新しい出会いに踏み出すまでには、誰でも時間がかかります。でも、データはあなたの味方で、アプリの仕組みもあなたの味方です。
まずはマリッシュかペアーズに登録して、他撮りの写真を1枚用意するところから。プロフィールが完成する頃には、「バツイチだから無理」という思い込みのほうが消えているはずです。動き出した人から、次の結婚に近づいていきますよ。
