「dating website」で検索して出てくるのは英語圏の老舗サイトばかり。結論から言うと、日本で恋人を探すなら国内サービスのWeb版(ブラウザ版)が最短ルートです。

この記事は日本在住で、日本語で会話できる相手と出会いたい人向けです。英語圏で使うサイトを探している場合は、海外のデーティングサイトは日本で使えるのかまで飛んでください。

僕が29歳でアプリを始めた頃、海外の有名サイトに登録して1ヶ月を丸ごと溶かしました。日本在住のユーザーがほとんどいなかったからです。

以下、目的別のおすすめ10サイト、Web版とアプリ版の料金差の正体、海外サイトの実情、国際ロマンス詐欺の手口5パターン、登録から初デートまでの5ステップという順で整理します。数字はすべて2026年1月時点の各社公表値です。

目的別・おすすめデーティングサイト10選(Web版対応)

目的別おすすめ10サイト一覧表

恋活ならPairs、婚活ならOmiai、外国人と出会いたいならTinder。これが2026年時点の僕の結論です。

まず全体像から見てください。10サイトすべて、ブラウザから登録・利用できます。

サービス目的こんな人に向いている
Pairs(ペアーズ)恋活・婚活迷ったらここ。どの年代・地域でも相手が見つかる
with(ウィズ)恋活性格や価値観の相性から選びたい20代
タップル恋活(カジュアル)趣味の合う同年代とまず気軽に会いたい
Omiai婚活1〜2年以内の結婚を本気で考えている30代
ゼクシィ縁結び婚活自分で日程調整するのが苦手な人
マリッシュ婚活・再婚30〜40代、再婚・子持ちで探したい人
ユーブライド婚活サイト型でじっくり文章から選びたい人
Tinderカジュアル・国際外国人ユーザー、旅行先での出会いも狙う人
Badooカジュアル・国際マッチを待たずにすぐチャットしたい人
Bumbleカジュアル・国際女性から会話を始める仕組みが好きな人

上位3つと下位3つで、集まっている人の目的がまったく違います。ここを間違えると「真剣な人がいない」「重い人しかいない」というミスマッチが起きます。

年代別・目的別の選び方をもっと細かく比べたい人は、マッチングアプリおすすめランキングも併せて見てみてください。

恋活向け:Pairs・with・タップル

Pairsのアプリ画面イメージ

同年代と気軽に出会いたいなら、この3つから選べば外しません。1つずつ中身を見ていきます。

Pairsは累計2,700万人。会員は20代が45%、30代が35%で、男女比はおよそ60:40。地域を問わず候補が尽きないのが最大の強みです。

「サウナ好き」「カフェ巡り」といったコミュニティから相手を探せるので、共通点が最初から見えた状態で会話を始められます。本人確認は必須で、通さないとメッセージが送れません。男性の料金はWeb版1ヶ月4,100円から。詳しい使い方はペアーズの評判と料金をまとめた記事で扱っています。

withは累計800万人で、20代が60%。心理テストと性格診断が軸になっていて、「相性が良い順」に相手が並びます。プロフィール写真より中身で判断されたい人にはこちらが合います。男性1ヶ月4,160円。

タップルは累計2,300万人、20代が65%。スワイプ式に加えて「おでかけ」機能があり、その週末に会う流れを作りやすいのが特徴です。男性1ヶ月3,700円で、3つの中では一番安い。

ただしタップルは「まず遊びに行く相手」を探す人が多め。結婚を意識しているならPairsかOmiaiに寄せたほうが早く進みます。

31歳の秋、Pairsのコミュニティ「サウナが好き」経由で同い年の女性から足あとがつきました。共通点が見えているので1通目に悩まず、3往復目で「サ活付き合ってみます?」と誘えた。趣味タグは会話のショートカットだと実感した出会いです。(筆者の体験)

婚活向け:Omiai・ゼクシィ縁結び・マリッシュ

婚活3サービスの会員数・男女比比較

結婚を前提に探すなら、この3つは温度感がはっきり違います。

サービス累計会員数年齢の中心男女比特徴的な機能
Omiai1,000万人30代45%55:45イエローカード、プロフィール非公開
ゼクシィ縁結び180万人30代50%45:55価値観マッチ、コンシェルジュのデート調整代行
マリッシュ400万人30代・40代で70%50:50再婚優遇、シンママ・シンパパ応援

Omiaiは通報が集まった相手にイエローカードが表示されるので、トラブルの多い相手を踏みにくい構造です。30代のボリュームが一番厚いのもここ。

ゼクシィ縁結びは女性会員のほうが多い珍しいサイトで、男女比は45:55。料金は男女同額の月4,378円。女性側も同じ額を払っているぶん、冷やかしの登録がほとんどありません。

マリッシュは40代が35%を占め、再婚前提のやり取りが普通に成立します。40代の職場の先輩に「Pairsは若すぎた」と言われて勧めたら、3ヶ月で交際まで進んだのがこのサイトでした。

4つめの選択肢がユーブライド。文章量の多いプロフィールをじっくり読んで判断する昔ながらのサイト型で、男性は1ヶ月4,300円。スワイプの速さが苦手な人に向いています。

外国人・海外ユーザーと出会う向け:Tinder・Badoo・Bumble

Tinderの世界規模を示す数値の統計データ

「dating website」で海外サイトを想定して検索した人は、まずTinderから試すのが現実的です。

  1. Tinder:世界7,500万人。Google Playのダウンロードは5億超、累計マッチ数は970億超。無料のままでもマッチしてやり取りできます。Tinder+は1ヶ月2,200円、3ヶ月なら月1,467円
  2. Badoo:Google Playのダウンロードは1億以上。2006年から続くサービスで、マッチ成立を待たずにチャットを送れるのが最大の違い
  3. Bumble:女性から先にメッセージを送る仕組み。日本では都市部のユーザーが中心

Tinderにはパスポートモードがあり、世界中の相手とマッチ・チャットできます。旅行前に現地のユーザーとつながっておく使い方ができるのは、正直ここだけ。

ただし真剣度は期待しないでください。App Storeの評価は3.8、Google Playでは3.6(レビュー約900万件、2026年1月時点)と割れていて、レビュー欄には業者や写真詐称への不満が並びます。

恋人探しの本命ではなく「まず英語で話してみる場所」と割り切るのが、いちばん健全な使い方です。

デーティングサイトとは?マッチングアプリ・出会い系との違い

3カテゴリの関係を示す概念図

デーティングサイトとマッチングアプリは、ほぼ同じものを指します。呼び方が違うだけです。

英語圏では「dating website」「dating online」が一般的で、日本では「マッチングアプリ」が定着しました。同じPairsを、ブラウザで開けばデーティングサイト、スマホアプリで開けばマッチングアプリ。中身は同じ会員データベースです。

問題は、この言葉に紛れ込んでくる「出会い系サイト」。ここだけは完全に別カテゴリだと考えてください。

マッチングアプリとの違いは「入口」だけ

同じサービスに、Webという入口とアプリという入口が2つある。それだけの話です。

項目Web版(ブラウザ)アプリ版
入口サイトにログインストアからインストール
アカウント共通(行き来できる)共通
決済クレジットカードなどのWeb決済ストア経由の課金
プッシュ通知届かない届く
端末PC・スマホ・タブレットスマホ・タブレット中心

Tinderもブラウザから使えます。JavaScriptを有効にしていないと画面が表示されないので、そこだけ注意してください。

僕のおすすめは、課金をWeb版で済ませて、日々のやり取りはアプリでやる併用スタイル。安さと通知を両取りできます。

出会い系サイト(ポイント課金型)との違いと危険性

「1通◯円」のポイント課金型が出てきたら、その場で閉じてください。

健全なサービスは月額制です。何通送っても料金が変わらないので、運営側に「たくさん送らせる」動機が生まれません。ポイント課金型はその逆で、やり取りが長引くほど運営が儲かります。

危ないサイトの特徴はこの5つです。

  • メッセージ1通、写真の閲覧1回ごとに課金される
  • 登録した瞬間に美女から立て続けにメッセージが届く
  • 相手が「LINE交換したいからポイント使って」と急かしてくる
  • 運営会社の名前や所在地がどこにも書いていない
  • 年齢確認(本人確認書類の提出)がない

⚠️ 登録3分でメッセージが5件、しかも全員が積極的。これはサクラの典型パターンです。月額制の健全なサービスなら、プロフィールを整えても最初の1〜2日は静かなのが普通。「異常にモテる」感覚があったら、それは魅力の証明ではなく課金誘導だと判断してください。

日本の主要サービスはすべて月額制です。ポイント購入を求められた時点で、それは別カテゴリのサイトだと切り分けましょう。

インターネット異性紹介事業の届出を確認する方法

届出確認の3ステップ図解の手順ガイド

出会い系に該当するサービスには、警察へ「インターネット異性紹介事業」の届出をする義務があります。これが公的な安全ラインです。

確認は3ステップで終わります。

  1. サイトの一番下(フッター)までスクロールし、運営会社名と届出番号の記載を探す
  2. 都道府県警のサイトにある届出事業者一覧で、その会社名が載っているか照合する
  3. 登録時に運転免許証や保険証などで年齢確認を求められるかを見る

3つのうち1つでも欠けていたら使わない。この基準だけで、被害に遭う確率はぐっと下がります。本記事で挙げた国内サービスは全部、本人確認を通さないとメッセージが送れない仕様です。

Web版(ブラウザ版)で使う3つのメリット

Web版を選ぶ理由は、安い・バレない・作り込める、この3点に集約されます。

  1. ストア手数料が乗らないぶん、同じプランでもアプリ内課金より安い
  2. スマホにアプリアイコンが残らないので、人に見られてもバレない
  3. PCの大画面で写真選びとプロフィール作成が一気に進む

僕は登録と課金を必ずPCからやります。財布にもプロフィールの質にも効くからです。

料金がアプリ内課金より安くなる理由

理由は運営の懐事情ではなく、ストアの手数料です。App StoreとGoogle Playは**アプリ内課金の売上に対して原則30%**の手数料を取ります(小規模事業者向けの15%プログラムもあり)。

つまりアプリ経由で4,900円払うと、そのうち約1,470円はストアに渡ります。運営の手元に残るのは3,430円ほど。一方、Web決済ならカード決済手数料の数%で済むので、その差を価格に反映しているサービスがあるわけです。

主要3サービスの1ヶ月プランで比べると、差はこうなります(男性・税込、2026年1月時点のiOS版表示額との比較)。

サービスWeb版(1ヶ月)アプリ版(1ヶ月)差額12ヶ月続けた場合の差
Pairs4,100円4,900円800円9,600円
Omiai3,980円4,800円820円9,840円
with4,160円4,900円740円8,880円

同じ会員データベースを使って、機能も同じ。入口の違いだけで年間9,000円前後変わるなら、Webから入らない理由はありません。

もう1つ。Web決済はクレジットカードの明細に残るので、解約忘れに気づきやすいのも地味に効くポイントです。

スマホにアプリを入れずに使える(バレにくい)

アプリアイコンを見られたくない人にとって、Web版は最適解です。

  • ホーム画面にアイコンが出ない
  • ロック解除中に通知が浮かんで見られる事故が起きない
  • ブラウザのシークレットウィンドウを使えば履歴も残らない
  • 私物端末だけに限定すれば、それだけで運用が安定する

30歳の頃、居酒屋でスマホを置いたまま席を立ち、戻ったら同僚が僕のホーム画面を眺めていました。あのときアプリが入っていたら普通にバレていた。以来、僕はブックマークからのアクセスに切り替えています。

PCの大画面でプロフィールを作り込める

PCで写真を見比べる作業風景

プロフィールの完成度は、スマホで作るかPCで作るかで露骨に変わります。

写真は候補を10枚ほど並べて見比べたいところ。スマホの画面ではこれができません。PCならフォルダに集めて一覧表示し、表情と背景の明るさを一発で比較できます。

自己紹介文も同じ。メモアプリで書いて推敲してから貼り付けたほうが、確実に読みやすくなります。スマホの入力欄でその場で考えると、だいたい3行で終わってしまいます。

31歳のとき、PCでプロフィールを全面的に書き直しました。やったのは写真の順番の入れ替えと、自己紹介を200字から500字に増やしただけ。作業1時間ちょっとで、その週の「いいね」は明らかに増えました。

Web版のデメリットと注意点

Web版のデメリットと対策の対比

Web版の弱点は2つだけ。ただし1つ目を放置すると、出会いの機会を丸ごと失います。

デメリット影響対策
プッシュ通知が届かない返信が遅れて相手が冷めるアプリを併用してアプリ側で通知を受ける
一部機能がアプリ限定使いたい機能が使えない登録前に機能一覧を見て使い分ける

対策はどちらも「併用」で解決します。課金はWeb、閲覧と返信はアプリ。この形が現状のベストです。

通知が届かずメッセージ返信が遅れる

Web版はブラウザを開かないとメッセージの到着に気づけません。1日1回しか開かない人だと、相手の返信サイクルと噛み合わなくなります。

31歳の秋、Web版だけでOmiaiを使っていた時期の話です。同い年の相手と週末に会う流れまで進んでいたのに、平日が忙しくて2日ログインを忘れました。次に開いたら「お店どうしましょう?」が2日前のまま。慌てて返したものの、そこから返信は来ませんでした。盛り上がっている相手には24時間以内に返す、と決めたのはこの失敗からです。(筆者の体験)

盛り上がっている相手への返信は24時間以内が目安。メール通知を設定できるサービスならそれをオンにする手もあります。要は「新着に気づける経路」を1つ確保しておけばいい話です。

一部機能・キャンペーンがアプリ限定のケース

Web版で使えない機能が残っているサービスもあります。

ビデオ通話や位置情報を使う機能は、スマホ前提で設計されているものが多い。Tinderのようにモバイル・タブレット・Chromebook向けにアプリを提供しているサービスは、機能の主軸がアプリ側にあります。

期間限定のキャンペーンも、アプリ側でしか案内されないことがあります。だから僕はWeb版で登録して料金を確認したあと、アプリも入れて両方の画面を見ています。二度手間ではなく、単純に得です。

主要デーティングサイトの料金比較【2026年最新】

主要7サービスの月額料金グラフの料金比較チャート

男性の最安ラインは、長期プランを選ぶかどうかで決まります。1ヶ月プランと12ヶ月プランで月額が2倍以上変わるサービスがあるからです。

男性の月額料金(Web版 vs アプリ版)

7サービスのプラン別料金比較表

以下は2026年1月時点、Web決済を含む標準的な料金体系(月額換算・税込)です。

サービス1ヶ月3ヶ月6ヶ月12ヶ月女性
Pairs4,100円3,033円2,366円1,675円無料
with4,160円3,000円2,217円1,833円無料
Omiai3,980円3,320円1,990円1,950円無料
タップル3,700円3,100円2,200円2,234円無料
マリッシュ4,800円3,600円2,633円1,866円無料
ゼクシィ縁結び4,378円3,960円3,630円2,640円4,378円
Tinder(Tinder+)2,200円1,467円917円無料でも利用可無料

注目は12ヶ月プランです。Pairsの12ヶ月プランは月1,675円。1ヶ月プランの4,100円と比べて半額以下なので、半年以上使うつもりなら長期を選ばない理由がありません。

例外が1つ。タップルは表記上、6ヶ月(月2,200円)より12ヶ月(月2,234円)のほうが高くなっています。珍しい逆転なので、申し込み画面の金額を見てから決めてください。

Tinderは無料のままでもマッチしてやり取りできます。有料のTinder Goldはマンスリー登録前に1週間のお試しが可能。ただし有料プランは自動更新制で、利用期間中の途中キャンセルはできません。自動更新のオフはストアの設定から行います。

そしてこの表はWeb決済の金額。アプリ内課金だと前述のとおり1ヶ月あたり700〜800円上がるので、登録直前に両方の画面を突き合わせるのが一番確実な節約です。

女性は無料?有料になるケース

女性は基本無料。これは日本のデーティングサイトのほぼ共通ルールです。

Pairs、with、Omiai、タップル、マリッシュ、Tinderの6つは女性の月額が0円で、メッセージのやり取りまで無料でできます。男性側の課金で成立している仕組みです。

例外はゼクシィ縁結び。女性も男性と同じ月4,378円がかかります。「なぜ女性まで有料なのか」と思うところですが、その代わりに男女比は45:55で女性のほうが多く、お金を払って結婚相手を探す層が集まります。

無料のサービスでも、表示順を上げるオプションや多くの人に見てもらう機能は有料です。ただ、これは「使わないと出会えない」ものではありません。女性はまず無料の範囲で試して、物足りなくなってから検討すれば十分です。

海外のデーティングサイトは日本で使えるのか

登録はできます。でも「日本で会う」目的なら、国内サービスのほうが圧倒的に早いです。

理由は単純で、日本国内のユーザー数が違いすぎます。Pairsの累計2,700万人、タップルの2,300万人に対して、海外サイトの日本在住ユーザーは都市部にわずかというレベルです。

国際的な出会いを狙うなら、世界7,500万人のTinderでパスポートモードを使う。これが最も現実的なルートです。

Badoo・eharmony・Match.comの日本での実情

海外大手は、規模だけなら本物です。ただし日本での使い勝手は別問題です。

Badooは自ら「無料オンラインデーティングサイト/アプリ」と名乗り、Google Playのダウンロードは1億以上。2006年から数百万人規模を結びつけてきたと公表しています。マッチを待たずチャットを送れる仕組みは面白く、偽アカウント対策とSafety Centre(安全センター)も用意されています。

問題は、日本の会員数・年齢層・料金プランが公表されていないこと。実際に使うと「探しても近くに人がいない」という形で表れます。

30代前半、Badooを2週間試しました。マッチは7人、うち日本在住は1人だけ。残りは全員が海外のユーザーで、会話は楽しかったのに会う話は一度も出ませんでした。英会話の練習にはなった、が正直な結論です。(筆者の体験)

eharmonyやMatch.comのような英語圏の老舗も同じ構造です。日本語サポートと国内会員の厚みで見れば、国内サービスとは勝負になりません。日本で恋人を作りたいなら、素直にPairsやOmiaiを開いたほうが早い。ここは断言します。

Facebook Dating(Meta)が日本で使えない理由

結論、Facebook Dating(Meta)は日本では提供されていません。検索すると情報が出てくるので期待しますが、日本のアカウントでは機能そのものが表示されません。

ヒットするのは海外のレビュー記事や英語の紹介ページ。読んでも日本から使えるようにはならないので、ここで時間を使うのは無駄です。

もう1つ。Facebookのアカウントでログインできるサービスと、Facebook Datingは別物です。前者は日本の主要サービスにもある普通のログイン機能で、それはFacebook Datingではありません。

国際ロマンス詐欺の典型パターンと見分け方

国際ロマンス詐欺の6段階フローの手順ガイド

海外サイトを使う上での最大のリスクは、恋愛ではなくお金です。手口は驚くほど型が決まっています。

  • 手口1:肩書きで信用させる。医師・軍人・エンジニア・投資家など高収入で「今は海外にいる」職業を名乗る
  • 手口2:写真で圧倒する。モデル級に整った写真が2〜3枚だけ。ネット上の他人の画像を流用しているので枚数が増えない
  • 手口3:早々に外へ連れ出す。「サイト内は不便だから」とLINEやWhatsAppへの移動を数日以内に持ちかける
  • 手口4:短期間で距離を詰める。会ってもいないのに「愛してる」「結婚したい」と言い、ビデオ通話はカメラの故障や電波を理由に避け続ける
  • 手口5:最後にお金の話。投資・暗号資産・関税・入院費・空港での足止めなど、名目を変えて送金を依頼してくる

送金の話が出た時点で詐欺です。1円も送らず、ブロックして通報してください。

見分ける手段として一番強いのは、早い段階でビデオ通話を提案すること。Pairsのビデオ通話機能やマリッシュの音声通話を使えば、会う前に顔と声を確認できます。

覚えておいてほしいのは、BadooやTinderの掲載写真には「写真の人物はモデルであり例示目的」という注記があること。サイトで見る美しい写真は、そこにいるユーザーの平均像ではありません。

登録から初デートまでの5ステップ

登録から初デートまでの流れの手順ガイド

プロフィールをきちんと作れば、登録から2〜4週間で会うところまで進みます。全体の流れはこの5つです。

  1. 無料登録(10分)
  2. 本人確認(数分〜半日)
  3. 写真の設定(ここが最重要)
  4. プロフィール文の作成(30分)
  5. いいね送信からメッセージ、日程の約束へ

ステップ3と4を飛ばして5へ進む人が本当に多い。ここを丁寧にやるかどうかで、その後の1ヶ月がまるごと変わります。

ステップ1〜2:無料登録と本人確認

用意するのはメールアドレス、本人確認書類、写真だけ。登録段階では料金は発生しません。

流れはどのサービスもほぼ同じ。メールアドレスかSNSアカウントで登録し、年齢・居住地・職業などの基本情報を入れる。PCなら10分で終わります。

本人確認は運転免許証、マイナンバーカード、保険証などの画像提出。これを通さないとメッセージが送れません。Pairsは本人確認が必須です。

審査で落ちる原因は、ほぼ撮り方です。

  • ✅ 明るい場所で、書類全体が枠に収まるように撮る
  • ✅ 生年月日・氏名・有効期限がはっきり読めるか確認する
  • ❌ 斜めから撮って文字が歪んでいる
  • ❌ フラッシュの反射で数字が飛んでいる

ここでつまずくと半日ロスします。撮り直すより、1回で通すほうが早いです。

ステップ3〜4:写真とプロフィールで差がつく

写真とプロフィールの良い例・悪い例

正直に言いますね。写真で8割決まります!

メイン写真の条件は3つだけ。顔がはっきり写っている、明るい場所で撮られている、口角が上がっている。Tinderも公式に「自分の顔が写っている写真を載せるとマッチしやすくなる」と説明しています。

サブ写真は全身が分かる1枚、趣味が伝わる1枚、友人と一緒の1枚(本人が判別できるもの)。この構成はどのサービスでも使い回せます。撮影の具体的な手順はプロフィール写真の撮り方にまとめています。

プロフィール文は400〜500字が目安。書く順番はこれです。

  1. 登録した理由(真剣に相手を探している、と一言)
  2. 仕事の概要(会社名は不要、業種と働き方だけ)
  3. 趣味を具体的に2〜3個(「映画」ではなく「月2回は劇場に行きます」)
  4. 休日の過ごし方
  5. 相手に望むこと(条件ではなく雰囲気で書く)

withなら心理テストと好みカード、Pairsならコミュニティがこの作業を助けてくれます。趣味タグや参加コミュニティは、自己紹介文以上に会話のきっかけになります。

ステップ5:メッセージから約束を取るまで

マッチ後に止まる人の共通点は、会う話を出すのが遅すぎることです。

僕の基準はこう。3〜5往復して会話が続いているなら、そこで「よかったら今度お茶でもどうですか」と出す。10往復も雑談してから誘うと、相手の中で「メッセージ友達」に固定されてしまいます。

1通目の型と例文は1通目メッセージの例文集にまとめてあるので、そのまま流用してください。長文はいりません。

日程の提案は「来週の土曜か日曜の午後」のように選択肢を2つに絞る。「いつが空いてますか」と丸投げすると、そこで会話が止まります。

日程調整が苦手なら、ゼクシィ縁結びのコンシェルジュにデート調整を代行してもらう手もあります。連絡先の交換なしで日程が決まるので、この一歩が重い人には効きます。

安全に使うためのチェックリスト7項目

5年使ってきて、これだけ守れば大丈夫と言える基準が7つあります。

  1. 月額制のサービスだけを使う。ポイント課金型には登録しない
  2. 運営会社名と届出の記載があるサイトを選ぶ
  3. 本人確認が必須のサービスを優先する
  4. 本名・勤務先・自宅の最寄り駅は、会う前に教えない
  5. 写真の背景に自宅や職場が写り込んでいないか確認する
  6. 初対面は昼間、人が多い場所、2時間以内で切り上げる
  7. 投資・副業・宗教・マルチの話が出たら即ブロックして通報する

とくに6番。場所選びだけでトラブルの大半を防げます。

初対面の場所判断理由
チェーンのカフェ明るく人目があり、短時間で切り上げやすい
ランチのレストラン会話が続かなくても料理でつなげる
個室の居酒屋夜・密室・お酒の3つが重なる
相手の車での移動自分の意思で帰れなくなる
相手の家・自分の家論外。断って問題ない

主要サービスには通報・ブロック機能が標準で付いています。Omiaiのイエローカードは通報が集まった相手に警告が表示される仕組み、Tinderは写真認証と、会う相手や場所を友人・家族に事前共有できるデートプラン機能を用意しています。

使わなければ意味がありません。少しでも違和感を持ったら、ためらわず通報してください。

デーティングサイトに関するよくある質問

よくある質問のQ&Aカード

最後に、僕がよく聞かれる質問へ答えます。

Q. 無料で出会えますか?

女性は基本的に無料で完結します。Pairs、with、Omiai、タップル、マリッシュは女性の月額が0円です。男性の場合、Tinderは無料のままでもマッチしてやり取りできますが、それ以外は月額課金がほぼ必須。無料ではメッセージを送れない設計だからです。

Q. 身バレしませんか?

Web版ならスマホにアプリアイコンが残らないので、それだけでリスクは大きく下がります。加えてOmiaiにはプロフィール非公開機能、TinderにはLikeした相手にだけ自分が表示されるシークレットモードがあります。写真の背景に職場や自宅が写らないよう気をつければ、実害はほぼ起きません。

Q. 登録してから何ヶ月で出会えますか?

写真とプロフィールを整えてから課金した31歳の秋は、登録18日目に初デートまで進みました。逆に29歳で始めた最初の1ヶ月は、写真1枚・自己紹介3行でマッチ0件。差を作るのは期間ではなく準備です。

Q. Web版とアプリ版でアカウントは分かれますか?

同じアカウントで行き来できます。分かれるのは課金の経路だけ。だから「Web版で契約して、閲覧と返信はアプリ」という併用が成り立ちます。

Q. 外国人と出会いたいのですが、どこがいいですか?

Tinderのパスポートモードが最短ルートです。世界中の相手とマッチ・チャットできます。BadooとBumbleも国際色は強いものの、日本在住のユーザーは都市部中心。地方だと動きにくいのが実情です。

Q. 途中で解約したら返金されますか?

Tinderの有料プランは自動更新制で、利用期間中の途中キャンセルはできません。自動更新のオフはストアの設定からいつでも可能です。長期プランは安いぶん拘束期間も長いので、最初は短いプランで様子を見るのが安全です。

まとめ

デーティングサイトとマッチングアプリは、入口が違うだけの同じサービス。だから「どのサイトか」を先に決めて、あとは安い入口(=Web版)から入るのが正解です。

  • 迷ったらPairs。累計2,700万人で、12ヶ月プランなら月1,675円
  • 結婚を本気で考えているならOmiai。30代が45%で、イエローカードでふるいにかけられる
  • 30〜40代・再婚ならマリッシュ。40代が35%で同年代が厚い
  • 外国人と出会いたいならTinder。無料のままでも試せる
  • 海外の老舗サイトは、日本で会う目的には向かない

課金する前に、Webとアプリの両方で金額を見比べる。Pairsなら年間9,600円、Omiaiなら9,840円の差になります。

29歳で始めたときの最初の1ヶ月は、完全な無駄打ちでした。写真もプロフィールも雑だったからです。逆に言えば、PCで1時間かけて作り込むだけで、そこから先の展開は変わります。

まずは無料登録して、大きな画面でプロフィールを整えるところまで。今日やるのはそれだけで十分です。